アニメ『TANK CHAIR-戦車椅子-』第4話
海外では、「あの脳に寄生するタコの能力はすごい」「今回の戦闘はテンポが遅すぎる」など、様々な反応がありました。
さっそく海外の反応を一緒に見ていきましょう!
後半は海外の哲学的コメントから考察をしていきます!
どうぞゆっくりしていってくださいね!🐥
アニメ『TANK CHAIR-戦車椅子-』第4話 海外の反応と哲学的考察|ここまでの設定はかなり独創的だと思う
海外の反応まとめ【ネタバレあり】
衝撃・驚きの反応
1.It was a bit worried for moment, Touko was doing a number on Nagi until the killing intent got him to go all out. The dude transformed into an octopus, pretty freaky but also pretty cool at the same time. That was a great plan by Shizuka to get Nagi into action, she took one for the team but the won this battle. That ultimate assassin guy at the end looks incredibly dangerous, according to Shizuka they barely escaped him and the academy.
一瞬、本当に心配になったよ。
殺意を受けて凪が本気を出すまでは、騰子にかなりやられていたからな。
あいつがタコみたいに変身したのは、かなり不気味だったけど、同時にすごくかっこよかった。
静が凪を動かすために立てた作戦は見事だったな。
自分が危険を引き受けて、結果的にこの戦いに勝ったんだから。
それにしても、最後に登場した究極の暗殺者みたいな男は、とんでもなく危険そうだ。
静の話では、あの男と学園から逃げ出すのもギリギリだったらしいし。
2.Naozumi’s the strongest opponent Nagi faced so far due to him masking his killing intent which nearly killed Nagi if it weren’t for Shizuka. I knew she was genuinely targeting Nagi since you can’t fake bloodlust. Nagi managed to beat the Kurosaka siblings. Shizuka’s aware of how strong Sensei’s killing intent is to the fact that he killed many birds just by getting it triggered. Shizuka may be class F but she can’t still fight & probably beat a low level mook.
直墨は、これまで凪が戦った中で最強の相手だったな。
殺意を隠せるせいで、静がいなかったら凪は殺されていたかもしれない。
静が本気で凪を狙っていたのはわかっていたよ。
殺意は偽装できないからな。
それでも凪は黒坂兄妹を倒した。
静は先生の殺意がどれほど強いかも知っている。
殺意を発しただけで、たくさんの鳥が死んでしまうほどなんだから。
静はF組かもしれないけど、ちゃんと戦えるし、下っ端の敵くらいなら倒せそうだ。
3.Touko lost one arm and Naozumi was unconscious while Nagi might just have enough juice for another knockout, I think if the Kurosakas stayed, they wouldn’t be coming back to the Academy.
騰子は片腕を失い、直墨は意識を失っていた。
一方の凪には、あと一発くらい相手を倒せる力が残っていたかもしれない。
もし黒坂兄妹があの場にとどまっていたら、もう学園には戻れなかったと思う。
笑い・ユーモア系
1.Those imoutos are pretty boss. They love their big bros. I think I might have a thing for a tall thick girl lol. Shizuka sure loves to beat on her poor onii-chan sheesh.
あの妹たちは本当に頼もしいな。
どちらも兄貴のことが大好きなんだ。
俺は背が高くてがっしりした女の子が好みなのかもしれない(笑)。
それにしても静は、かわいそうなお兄ちゃんを殴るのが本当に好きだな。
まったくもう。
2.The Deaducator at the was pretty funny and his powers is basically conqueror’s haki with killing intent lol
最後に出てきたデッドキュケーターは、なかなか面白かったな。
あいつの能力って、要するに殺意を使った覇王色の覇気みたいなものだろ(笑)。
3.Damn Shizuka is already shifting to using the Academy assassins as meat for the rehab grinder.
おいおい、静はもう学園の暗殺者たちを、兄貴のリハビリに使う材料にし始めているぞ。
4.Those two got spanked pretty hard by a dude who’s wheelchair bound and half comatose. To their credit, they did get him pretty good. And now the academy and some dude who looks like the Anti-Nagi has found ‘em..
あの二人、車椅子に乗っていて、半分昏睡状態の男に思いっきりやられちゃったな。
まあ、二人も凪にかなりのダメージを与えていたのは認めるけど。
そして今度は学園に居場所を突き止められて、凪の対極みたいな男まで現れたわけか……。
深い考察系
1.Brain parasite to hide someones killing intent and a killing intent so strong it’s AOE instant death are pretty unique concepts so far. But I’m afraid they might be a one-trick-pony but looking forward where this goes.
脳に寄生する生物を使って殺意を隠したり、範囲内の相手を即死させるほど強烈な殺意だったり、ここまでの設定はかなり独創的だと思う。
ただ、こういう能力が一発芸で終わってしまわないか少し心配なんだ。
それでも、この先どう展開していくのか楽しみにしているよ。
2.I think this episode just clicked for me that we’ve not had a longer fight sequence in a single location before. Nagi’s always moving around locations for his previous fights, which allows the animation to match the pace. I think that’s the main reason why the fight in this episode felt incredibly slow, to the point where I could play it at 1.1x speed and not feel off. I’m not from the Tiktok short generation, so this is my first time doing this, but I was this close to just exiting the episode and dropping the series. Besides this jarring issue (which like I said can be salvaged if you do not mind tweaking the playback speed a tad), I do find myself enjoying the bizarre premise and the world building. Seriously, using an octopus parasite living in your brain for combat is metal and I am down for more wacky stuff like this.
今回のエピソードで、ようやく気づいたことがある。
これまで一つの場所で長時間戦い続ける場面って、なかったんだな。
以前の戦闘では凪がいろいろな場所へ移動していたから、アニメーションのテンポもそれに合わせられていた。
今回の戦闘がものすごく遅く感じられたのは、それが一番の理由だと思う。
1.1倍速で再生しても、まったく違和感がないくらいだった。
俺はTikTokのような短い動画に慣れた世代じゃないし、こんなことをしたのは初めてだよ。
正直、あと少しで視聴をやめて、この作品自体を切るところだった。
ただ、このテンポの問題さえ除けば、奇妙な設定や世界観は楽しめているんだ。
再生速度を少し調整するだけでも改善できるしね。
それにしても、脳に住みついた寄生タコを戦闘に使うなんて、最高にぶっ飛んでいる。
こういう変なアイデアなら、もっと見たいよ。
3.to me it depends on the feeling I i get from watching the series. For instance, Fairytail I never really expected anybody to win a fight in the same manner. However, in Baki or this series, I expect bloodshed in a fight in The total victory the absolute carnage in the past 2 fights in this series. so I agree with your statement above it’s just that that’s not what I wanted to see or what I thought that I was going to see.
俺の場合、その作品を見てどんな印象を受けているかによって変わるんだ。
例えば『FAIRY TAIL』では、誰かが毎回同じような勝ち方をするとは特に期待していなかった。
でも『刃牙』やこの作品では、戦闘に流血を期待している。
この作品の前の2回の戦いで見せたような、完全な勝利と徹底的な破壊だよ。
だから、上のコメントの意見には賛成なんだ。
ただ、今回の展開は自分が見たかったものでも、予想していたものでもなかったということさ。
4.it can’t be predictable forever. This is the first actual bump in the road for the siblings so expect threats to escalate is not out of the question imo
ずっと予想どおりの展開が続くわけにもいかないだろう。
今回は兄妹が初めて本格的な壁にぶつかったわけだし、この先さらに脅威が大きくなると考えてもおかしくないと思う。
感動・共感系
1.This show is dark horse of the season for me. Not many people watch it but I really like the direction and 3D artstyle. 4th episode is the weakest one so far they talked and screamed to much instead of fighting I would like better pacing
この作品は、今期のダークホースだと思っている。
見ている人はあまり多くないけど、演出や3Dの映像表現がすごく気に入っているんだ。
ただ、第4話は今までで一番物足りなかったな。
戦うよりも、会話したり叫んだりする場面が多すぎた。
もう少しテンポをよくしてほしい。
2.It feels like they’re stretching the scenes quite a bit, but as someone who has been dealing with the Exiled Heavy Knight pacing this one doesn’t seem too bad I just love how genuinely sibling-like Shizuka and Nagi feel
確かに、場面をかなり引き延ばしているようには感じる。
でも『追放された転生重騎士はゲーム知識で無双する』のテンポを経験してきた身としては、これはそこまで悪くないかな。
それよりも、静と凪が本当に兄妹らしく感じられるところが大好きなんだ。
3.yeah the series is extremely visually appealing, but i can agree that this ep had the worst pacing so far, scenes dragged quite a bit. i guess it was probably so they could have the episode end AT the end of this fight.
うん、この作品は映像的にはものすごく魅力がある。
でも、今回のテンポが今までで一番悪かったという意見には賛成だな。
場面がかなり間延びしていた。
たぶん、この戦いが終わるところで、ちょうどエピソードを締めくくりたかったんじゃないかな。
4.I’m starting to get kind of annoyed at how slow all of the movement and line delivery is in this show. Every…single…line…and…breath…feels like it’s taking a pause for a effect and it just gets exhausting to watch honestly. Visually I feel like this looks pretty good (especially by Polygon Pictures standards) and the world seems interesting, but the pacing is just wayyyy too slow. I checked the manga and it seems like it would be much better experienced that way
この作品の動きやセリフ回しがあまりにも遅くて、だんだんイライラしてきた。
一言……一言……そして……息継ぎの……たびに……演出効果を狙った間を入れているみたいで、正直、見ているだけで疲れてしまう。
映像はかなりよくできていると思うし、特にポリゴン・ピクチュアズの作品として見ても出来はいい。
世界観も面白そうなんだ。
でも、とにかくテンポが遅すぎる。
原作漫画も確認してみたけど、あちらで読んだ方がずっと楽しめそうな気がするよ。
5.The pacing for this show is awful. I lost count of how many times I shouted at the screen for everyone to hurry the fuck up. If episode 5 is going to have more of the same, I think this isn’t a series for me.
この作品のテンポはひどい。
画面に向かって「いいからさっさと進めろよ!」と何回叫んだかわからないくらいだ。
もし第5話も同じ調子なら、この作品は自分には合わないと思う。
6.I’m kind of letdown by the fight. I thought since it was going to be a fist fight alot more action was going to happen.
今回の戦闘には少しがっかりしたな。
拳で殴り合う戦いになるんだから、もっとアクションがたくさんあると思っていたよ。
海外コメント引用元:Reddit
今回の海外コメントでは、黒坂兄妹との戦闘や、直墨が脳に寄生させたタコを利用する能力に驚く声がありました。
静が自ら危険を引き受けて凪を戦わせたことや、二組の兄妹の関係にも注目が集まっています。
一方、映像表現や独特な世界観を評価しながらも、戦闘やセリフのテンポが遅すぎるという不満が目立ちました。
今後の能力設定の発展や、さらに強い敵の登場を期待するコメントも見られます。

哲学から見るアニメ『TANK CHAIR-戦車椅子-』
「独創的な設定は一発芸で終わるのか」アンリ・ベルクソンの創造的進化
Brain parasite to hide someones killing intent and a killing intent so strong it’s AOE instant death are pretty unique concepts so far. But I’m afraid they might be a one-trick-pony but looking forward where this goes.
脳に寄生する生物を使って殺意を隠したり、範囲内の相手を即死させるほど強烈な殺意だったり、ここまでの設定はかなり独創的だと思う。
ただ、こういう能力が一発芸で終わってしまわないか少し心配なんだ。
それでも、この先どう展開していくのか楽しみにしているよ。
哲学者名:アンリ・ベルクソン(Henri Bergson)
理論:『創造的進化』における持続と創造性
理論の説明:
アンリ・ベルクソンは、フランスの哲学者で、1907年に発表した『創造的進化』で、生命の変化や時間について論じました。
彼の哲学で重要なのが「持続」という考え方です。
私たちは普段、時間を時計の数字や、同じ長さに区切られた単位として考えています。
しかしベルクソンは、実際に経験される時間を、単に同じ瞬間が積み重なるものとは考えませんでした。
過去の経験が現在につながり、その中で絶えず質的な変化が生まれていく流れを重視しました。
例えば、同じ出来事を繰り返し経験しても、それまでの経験が積み重なっていれば、受け止め方は変わることがあります。
こうした変化を、単なる時間の経過や量の増加だけでは説明できないという考え方です。
また、ベルクソンは生命の進化を、あらかじめ決められた仕組みが機械的に繰り返されるだけの過程とは捉えませんでした。
生命の進化には、予測できない新しいものが生まれる創造的な側面があると論じました。
今回のコメント主は、脳に寄生する生物によって殺意を隠す能力や、広い範囲に影響を与える強烈な殺意を、独創的な設定として評価しています。
しかし、それらが一度きりの珍しい仕掛けで終わってしまうのではないかと心配しています。
もし同じ能力が毎回同じ使われ方をするだけなら、視聴者にとって新しい発見は少なくなるかもしれません。
一方、既に登場した設定が新たな意味を持ったり、予想しなかった展開につながったりすれば、作品の印象も変化していきます。
ベルクソンの創造的進化は、本来、生命や時間についての哲学であり、物語の作り方を直接説明した理論ではありません。
ただし、決まった仕組みの反復ではなく、時間の中で新しい可能性が生まれるという視点は、このコメント主が期待する作品の発展と重なります。
【選定理由】
コメント主が気にしているのは、設定が珍しいかどうかだけではありません。
その設定が今後どのように発展していくのかという点です。
「一発芸で終わるかもしれない」という心配と、「この先が楽しみ」という期待が同時に語られています。
既にある仕組みを繰り返すだけでなく、そこから新しい展開が生まれることを期待している点が、ベルクソンの創造的進化という考え方につながります。
参考哲学者・思想家
・アンリ・ベルクソン(Henri Bergson)(1859~1941)
「フランスの哲学者。『創造的進化』(1907年)で、機械論や目的論だけでは捉えられない生命の進化を論じ、持続と創造的な変化を重視した。1927年にノーベル文学賞を受賞した。」
原典:Henri Bergson, L’Évolution créatrice(1907)
原典フランス語本文:『L’Évolution créatrice』/パリ・ソルボンヌ大学の研究プロジェクトによる電子テキスト
英訳本文:Creative Evolution(Arthur Mitchell訳、1911年)/Project Gutenberg
「作品によって期待する戦闘は違う」ガダマーの解釈学的循環と期待の地平
to me it depends on the feeling I i get from watching the series. For instance, Fairytail I never really expected anybody to win a fight in the same manner. However, in Baki or this series, I expect bloodshed in a fight in The total victory the absolute carnage in the past 2 fights in this series. so I agree with your statement above it’s just that that’s not what I wanted to see or what I thought that I was going to see.
俺の場合、その作品を見てどんな印象を受けているかによって変わるんだ。
例えば『FAIRY TAIL』では、誰かが毎回同じような勝ち方をするとは特に期待していなかった。
でも『刃牙』やこの作品では、戦闘に流血を期待している。
この作品の前の2回の戦いで見せたような、完全な勝利と徹底的な破壊だよ。
だから、上のコメントの意見には賛成なんだ。
ただ、今回の展開は自分が見たかったものでも、予想していたものでもなかったということさ。
哲学者名:ハンス・ゲオルク・ガダマー(Hans-Georg Gadamer)
理論:解釈学的循環と期待の地平
理論の説明:
ハンス・ゲオルク・ガダマーは、ドイツの哲学者で、『真理と方法』(1960年)において、人間が物事を理解する仕組みについて論じました。
彼の哲学的解釈学では、私たちは何も知らない状態で作品に接するわけではないと考えます。
これまでの経験や知識、先入観などを持って作品を見ています。
そして、新しい内容に出会うことで、それまでの理解が変化することもあります。
この理解の過程に関わるのが「解釈学的循環」です。
これは、作品の一部分を全体との関係から理解し、さらに新しい部分を知ることで全体の理解も変わっていくという考え方です。
例えば、ある作品を数話見て「この作品の戦闘はこういうものだ」と考えたとします。
その印象を持って次の話を見ると、それまでの戦闘との違いが気になるかもしれません。
新しい展開によって、作品全体に対する印象が変わることもあります。
また、ガダマーは理解する側が持つ歴史的・文化的な視野を「地平」という考え方で論じました。
なお、文学作品に対して読者が抱く予想や期待を「期待の地平」として理論化したのは、ガダマーの解釈学から影響を受けたハンス・ロベルト・ヤウスの受容美学です。
ガダマー自身の議論では、異なる地平が出会うことによって理解が変わる「地平の融合」が重要になります。
今回のコメント主は、『FAIRY TAIL』と『刃牙』、そして『TANK CHAIR-戦車椅子-』を比較しています。
同じ戦闘場面であっても、作品によって求める表現が違うと述べています。
特に注目したいのは、本作の過去2回の戦いが、今回の戦闘に対する期待を作っていたという部分です。
これまでの戦いでは、流血や徹底的な勝利を見てきたため、今回も同じような激しい戦闘を期待していたわけです。
しかし第4話の戦闘は、その期待とは異なるものでした。
コメント主は、別の意見には賛成しながらも、自分が見たかった展開ではなかったと述べています。
このように、過去のエピソードから形成された作品全体の印象が、新しいエピソードの受け止め方に影響するという点は、ガダマーの解釈学的循環と結びつきます。
【選定理由】
コメント主は、戦闘の激しさだけで作品を評価しているわけではありません。
それぞれの作品を見てきた経験から、何を期待するかが違うと説明しています。
特に、過去2回の戦闘によって作られた印象が、今回の評価に影響している点が重要です。
作品の一部分と全体の理解が互いに影響し合うというガダマーの視点は、このコメントの内容を考える手がかりになります。
また、視聴者が作品ごとに異なる期待を持つという点は、ヤウスの「期待の地平」ともつながっています。
参考哲学者・思想家
・ハンス・ゲオルク・ガダマー(Hans-Georg Gadamer)(1900~2002)
「ドイツの哲学者。『真理と方法』(1960年)で、人間の理解が歴史的な経験や先入見に影響されることを論じ、解釈学的循環や地平の融合を重視した。哲学的解釈学の代表的思想家。」
原典:Hans-Georg Gadamer, Wahrheit und Methode(1960)
原著書誌情報:Wahrheit und Methode(J. C. B. Mohr、1960年)
英訳・出版社資料:Truth and Method/Bloomsbury Academic
「アニメと漫画では時間の感じ方が違う」レッシングの時間芸術と空間芸術
I’m starting to get kind of annoyed at how slow all of the movement and line delivery is in this show. Every…single…line…and…breath…feels like it’s taking a pause for a effect and it just gets exhausting to watch honestly. Visually I feel like this looks pretty good (especially by Polygon Pictures standards) and the world seems interesting, but the pacing is just wayyyy too slow. I checked the manga and it seems like it would be much better experienced that way
この作品の動きやセリフ回しがあまりにも遅くて、だんだんイライラしてきた。
一言……一言……そして……息継ぎの……たびに……演出効果を狙った間を入れているみたいで、正直、見ているだけで疲れてしまう。
映像はかなりよくできていると思うし、特にポリゴン・ピクチュアズの作品として見ても出来はいい。
世界観も面白そうなんだ。
でも、とにかくテンポが遅すぎる。
原作漫画も確認してみたけど、あちらで読んだ方がずっと楽しめそうな気がするよ。
哲学者名:ゴットホルト・エフライム・レッシング(Gotthold Ephraim Lessing)
理論:『ラオコーン』における時間芸術と空間芸術の区別
理論の説明:
ゴットホルト・エフライム・レッシングは、ドイツの劇作家・批評家・思想家で、1766年に発表した『ラオコーン』で、絵画と詩の表現方法の違いについて論じました。
レッシングは、絵画や彫刻のように、形や色を空間の中に並べて表現する芸術と、詩のように、言葉や出来事を順番に展開する芸術を区別しました。
前者は空間的な表現、後者は時間的な表現を得意とするという考え方です。
例えば、絵画では人物の姿や周囲の風景を一度に見ることができます。
一方、物語を言葉で伝える場合には、出来事を一定の順序で語ることになります。
レッシングは、それぞれの表現手段に適した描き方があると考えました。
この区別は18世紀の絵画と詩を中心に論じたものであり、現代のアニメや漫画を直接対象にしたものではありません。
ただし、異なる表現媒体が持つ時間の扱い方を考える際にも参考になります。
アニメでは、映像の動きやセリフの長さ、場面の切り替えなどが、作品として一定の時間の中に配置されています。
通常の再生では、視聴者は制作者が設定した速度で物語を見ていくことになります。
一方、漫画では、読者が自分でページをめくり、コマを読む速さを調整できます。
気になる場面を長く見たり、会話を短時間で読み進めたりすることも可能です。
漫画にもコマの順序による時間的な表現はありますが、読む速さを読者自身が決められる点がアニメとは異なります。
今回のコメント主は、アニメの映像や世界観を評価しています。
しかし、人物の動きやセリフの間が長すぎるため、見ることに疲れてしまうと述べています。
そして、原作漫画を確認したうえで、漫画の方が楽しめそうだと考えています。
これは、作品の内容そのものよりも、その内容がどのような速さで伝えられるかを問題にしているコメントです。
同じ物語でも、アニメでは長く感じる会話を、漫画なら自分の速さで読み進められる場合があります。
逆に、アニメだからこそ動きや音声によって効果的に表現できる場面もあります。
レッシングが論じた、表現手段によって適した描き方が異なるという視点から考えると、コメント主が映像の美しさを評価しながら、時間的な演出には不満を持っていることが理解できます。
【選定理由】
コメント主が不満を抱いているのは、作品の設定や世界観ではなく、アニメの時間の使い方です。
一つひとつのセリフや動きに長い間があるため、視聴体験が疲れるものになっていると述べています。
さらに、原作漫画ならもっと楽しめそうだという指摘から、同じ内容でも表現媒体によって受け止め方が変わることがわかります。
絵画と詩の表現方法の違いを論じたレッシングの思想は、アニメと漫画における時間の扱い方を比較する手がかりになります。
参考哲学者・思想家
・ゴットホルト・エフライム・レッシング(Gotthold Ephraim Lessing)(1729~1781)
「ドイツの劇作家・文芸批評家・思想家。『ラオコーン』(1766年)で、絵画と詩の表現方法の違いを論じ、空間的に並存するものと、時間的に継起するものの区別を示した。」
原典:Gotthold Ephraim Lessing, Laokoon oder Über die Grenzen der Malerei und Poesie(1766)
原典ドイツ語本文:Laokoon/Projekt Gutenberg
英訳本文:Laocoon: An Essay upon the Limits of Painting and Poetry(Ellen Frothingham訳、1873年)/Project Gutenberg
まとめと感想
【海外の反応まとめ】
『TANK CHAIR-戦車椅子-』第4話では、黒坂兄妹との激しい戦闘や、直墨の特殊な能力に注目するコメントがありました。
静が自分の身を危険にさらしながら凪を戦わせる作戦や、二組の兄妹の関係も話題になっています。
一方、映像や世界観は好評ながら、今回の戦闘はセリフや動きの間が長く、テンポが悪いという意見が目立ちました。
独創的な能力設定が今後どのように発展するのか、さらに強い敵が現れるのかという点にも期待が寄せられています。
【哲学的考察まとめ】
今回の3件のコメントは、作品の設定、視聴者の期待、表現方法という異なる問題を取り上げています。
ベルクソンの創造的進化からは、独創的な設定が単なる反復に終わらず、新しい展開を生み出すことへの期待を考えました。
ガダマーの解釈学的循環からは、過去のエピソードによって形成された作品の印象が、新しい展開の受け止め方に影響することを確認しました。
そしてレッシングの時間芸術と空間芸術の区別からは、アニメと漫画では物語を体験する時間の扱い方が異なることを考えました。
3つのコメントに共通しているのは、作品の内容だけでなく、その内容がどのように発展し、受け止められ、表現されるかに注目している点です。
【個人的なふつうの感想】
海外の皆さんはテンポの悪さを言ってる人が多かったですねー。
私は全然気になっていなかった(笑)
ラストに出てきた先生?の能力が怖い!
さて、このブログでは次回も海外の反応と哲学的考察をしていきます。お楽しみに!🐥
TANK CHAIR-戦車椅子- 関連グッズ
©やしろ学・講談社/TANK CHAIR製作委員会



