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アニメ『クレバテスⅡ-魔獣の王と偽りの勇者伝承-』第9幕 海外の反応と哲学的考察|いまだに王女と学長の件が理解できない

クレバテスⅡ9話 2026年夏アニメ

アニメ『クレバテスⅡ-魔獣の王と偽りの勇者伝承-』第9幕「鏡の迷宮」

海外では「アリシアが戻ってきて嬉しい!」や「ちょっとしたホラーの雰囲気がある」など、今回も様々な意見がありました!
さっそくRedditを中心とした海外の反応を見て行きましょう。
後半では海外の反応から哲学的考察をしていきます。
ぜひ最後までお付き合いください!

ここからはアニメ『クレバテスⅡ-魔獣の王と偽りの勇者伝承-』第9幕のネタバレがあります

アニメ『クレバテスⅡ-魔獣の王と偽りの勇者伝承-』第9幕 海外の反応と哲学的考察|いまだに王女と学長の件が理解できない

海外の反応まとめ【ネタバレあり】

衝撃・驚きの反応

“…wait, what? so let me get this straight, while the fact that the Princess being the mastermind is still true, it turns out, because of her Allozar’s bloodline (whatever that is), all those evil shit were actually done by her..evil half?”
……待って、何だって?
ちょっと整理させてくれ。
王女が黒幕だったという事実自体は変わらないけど、彼女のアロウザの血筋(それが何なのかは知らないけど)のせいで、あの邪悪なこと全部を実際にやっていたのは……彼女の「邪悪な半身」だったってこと?

“If the princess is down in the creepy dungeon, then who the heck is the cultist lady up there?”
王女があの不気味な地下迷宮にいるなら、上にいるあのカルト信者みたいな女は一体誰なんだ?

“I still dont understand the Princess/Dean thing..so she..made up the Dean? she was both somehow and didnt know it? I dont get it.”
いまだに王女と学長の件が理解できない……。
つまり彼女が学長を作り出したのか?
どういうわけか彼女は両方で、しかも自分ではそれを知らなかったってこと?
分からん。

“Oh sh*t, Vordin’s already got all 5 books? There goes a potential “collect the ~~Dragon Balls~~ magic books” arc.”
うわ、ボーディンはもう5冊全部持ってるのか?
これで「ドラゴンボール魔法の本を全部集めよう」編の可能性は消えたな。

“That Alicia [SPLAT] sound was so visceral it made me squirm. With another show that airs today, this has really become suffering Wednesdays.”
アリシアが「ベチャッ」ってなった音があまりにも生々しくて、思わず身をよじったよ。
今日放送しているもう一つの作品と合わせて、本当に「苦しみの水曜日」になってしまった。

“So Clevatess did lose the book. He was even called out for it. Deserved.”
やっぱりクレバテスは本を失くしてたのか。
しかも、そのことでちゃんと突っ込まれてた。
自業自得だな。

“I was watching this somewhere semi-private because Clevatess has been pretty safe when it comes to fanservice. I did not expect Alicia to be breasting boobily in Drel’s dungeon. I’m just glad there aren’t people around lol xD”
クレバテスはこれまでファンサービスに関してはかなり安全だったから、半分人目のある場所で見てたんだ。
まさかアリシアがドレルの地下迷宮で、あんなに胸を揺らしまくるとは思わなかった。
周りに人がいなくて本当によかった(笑)xD

“Some lowkey horror vibes. Endless doors, screams from afar, those creepy puppets, creature inside the mirror.”
地味にホラーっぽい雰囲気がある。
終わりのない扉、遠くから聞こえる悲鳴、不気味な人形、鏡の中の化け物。

笑い・ユーモア系

“I have been falling for 2 episodes! – Alicia the hero”
「私、もう2話もずっと落下してるんだけど!」
勇者アリシア。

“ray: dying
Clevatess: Oh no you don’t.”
レイ:死にかける。
クレバテス「いや、死なせんぞ」

“Vordin: “As someone in the dark fantasy genre, you could never understand the power of friendship”
Alicia: “Can you get me some clothes that fit at least?”
Klen: “Sorry, the fanservice gods require me to be out of range””
ボーディン「ダークファンタジー世界の住人であるお前には、友情の力など理解できまい」
アリシア「せめてサイズの合う服を持ってきてくれない?」
クレン「すまない、ファンサービスの神々が俺に圏外にいろと命じている」

“Alicia going *splat* was so comical that they did it twice. It’s good to have human Alicia back.”
アリシアが「ベチャッ」ってなるのがあまりにもコミカルだったから、二回もやってくれた。
人間の姿のアリシアが戻ってきてくれて嬉しいよ。

“”I’m scared of ghosts.”
Girl, you’re literally a zombie!”
「幽霊が怖いの」
お嬢さん、君は文字通りゾンビだろ!

“[Author]: “What about the fall?”
Alicia: “I’ve had one already.”
[Author]: “You’ve had one, yes. What about a second fall?”
Alicia: “Wait what?”
[Author]: “Boss music incoming this time too.””
作者「落下はどうする?」
アリシア「もう一回落ちたでしょ」
作者「一回はな。 じゃあ二回目の落下は?」
アリシア「待って、何?」
作者「しかも今度はボス戦のBGM付きだ」

“the second time alicia fall, she just accept it 😂”
二回目にアリシアが落ちたとき、もう完全に受け入れてるの笑う😂

“There’s no point in watching this show each week. With all these 5 minute episodes the whole season will only take an hour to binge.”
このアニメを毎週見る意味なんてないよ。
毎回5分しかないんだから、シーズン全部まとめて見ても1時間で終わるだろ。

深い考察系

“We finally get more info on the True Hero legend, no matter what, doing it in secret like htis with all this sacrifice. Its definitely not a good thing..I was hoping Alicia would be the True Hero..but maybe we dont want her to be at this rate.”
ついに「真の勇者」の伝承について、さらに情報が出てきたな。
何にせよ、これほどの犠牲を払いながら秘密裏にやっている時点で、絶対に良いものじゃない……。
アリシアが真の勇者になることを期待していたけど、この調子だとむしろ彼女にはなってほしくないかもしれない。

“That restraining chair – my mind goes to poor Naie, I’m betting this is where she had her gem implanted. Especially given the Medical Marionettes™.”
あの拘束椅子を見た瞬間、かわいそうなナイエのことが頭に浮かんだ。
彼女が宝石を埋め込まれたのはここなんじゃないかと思う。
特に、あの「医療用マリオネット™」を見るとな。

“Clevatess really has been getting soft, as Zavthier points out. But keeping Ray alive and forcing that hero soul fragment back inside him probably messes with Vordein’s plans too since surely it means he won’t have the full collection.”
ザフティエが指摘した通り、クレバテスは本当に甘くなってきたな。
でもレイを生かして、勇者の魂の欠片を無理やり体内へ戻したことは、おそらくボーディンの計画も狂わせるはずだ。
それなら、ボーディンは全部の欠片を揃えられないってことだろうから。

“So Milea has split personalities, or bodies? I didn’t really understand it, but I find it interesting. I hope that we learn more about that curse/condition of hers in the next episodes.”
つまりミレアには複数の人格があるのか、それとも身体そのものが分かれているのか?
正直ちゃんとは理解できなかったけど、面白いと思う。
次のエピソードでは、彼女のあの呪いというか状態についてもっと分かるといいな。

“Vordin wants to resurrect a true hero? I wonder what his true reason to do that is. Did he fall in love with a hero or something? Lol.”
ボーディンは「真の勇者」を復活させたいのか?
一体何が本当の目的なんだろう。
勇者にでも恋したのか?(笑)

“Vordin must have loved that fight against the true hero because I can’t think of any other reason why he would be doing all this to revive him other than a round 2”
ボーディンは真の勇者との戦いがよっぽど気に入ったんだろうな。
再戦したいという理由以外に、ここまでしてそいつを復活させようとする理由が思いつかない。

“I admit I am mildly confused about the princess-in-the-dungeon’s identity. Is she the Dean? Was the Dean always a split personality of hers until Vordin created another split personality? Was the cultist princess actually the Dean pretending to be the princess pretending to be the Dean? Ngl I’m probably overthinking it and the answer is more obvious than I’m thinking.”
正直、地下迷宮にいる王女の正体について少し混乱している。
彼女が学長なのか?
ボーディンが別の人格を作るまでは、学長がずっと彼女の別人格だったのか?
カルト信者みたいな王女は、実は「学長のふりをする王女」のふりをしている学長だったのか?
ぶっちゃけ俺が考えすぎていて、答えはもっと単純なのかもしれない。

“So we got the answer as to what the fuck happened with the princess larping alone in episode 1.”
これで第1話で王女が一人で芝居みたいなことをしていたのが一体何だったのか、答えが出たわけだ。

“the dark beasts are just tsundere for the human race.”
魔獣たちって、結局は人類に対するツンデレなんだな。

感動・共感系

“Hello, Alicia! It’s good to have her back in her real body for a number of different reasons. She even found a (thankfully smart) princess to rescue, classic hero behavior.”
おかえり、アリシア!
いろんな意味で、本来の身体に戻ってきてくれて嬉しいよ。
しかも救出すべき(ありがたいことに頭の切れる)王女まで見つけた。
まさに王道の勇者らしい行動だ。

“Love that the episode both starts and ends with Alicia falling down a deep pit! Plus, it’s nice to see Alicia back to her normal self, and she looked great with that ponytail! The fact that she’s scared of ghosts cracked me up.”
エピソードの最初と最後の両方で、アリシアが深い穴に落ちるのが最高!
それに、いつもの姿のアリシアが戻ってきたのも嬉しいし、ポニーテールもすごく似合ってた!
幽霊を怖がってるのには笑ったよ。

“Those Alicia fan service angles while fighting the puppets was not something I asked but I definitely needed in my life.”
人形と戦っているときのアリシアのあのファンサービス全開のアングル。
頼んだ覚えはないけど、間違いなく俺の人生には必要だった。

“Klen and Zavthier debating who the bigger human lover is was fun to watch.
A hero’s troubles never ends. Alicia’s become quite experienced in falling to her undeath.”
クレンとザフティエが、どっちのほうが人間好きなのか言い争っているのは見ていて楽しかった。
勇者の苦労に終わりはない。
アリシアは不死の身体で落下することに、ずいぶん慣れてしまったな。

“The show still finds moments for humour in all of the darkness, Klen shoving the soul back into the kid got a laugh out of me. This show feels like it has the shortest episodes, I want more!”
これだけ暗い話の中でも、ちゃんと笑える瞬間を入れてくるんだよな。
クレンがあの子の魂を無理やり身体に押し戻すところは笑ってしまった。
この作品、毎回エピソードが一瞬で終わるように感じる。
もっと見せてくれ!

“Smol Alicia was cute, but I’m loving how big Alicia with ponytail looks, especially while being scared out of her wits.”
ちびアリシアも可愛かったけど、元の身体に戻ってポニーテールになったアリシアも最高だ。
特に、死ぬほど怖がっているところがな。

“It looks like Klen can grab onto their souls and put them back, sorry Naie. And I still like how regal Zavtier looks despite her priestess Sarasa being four feet tall.”
どうやらクレンは魂を掴んで身体に戻すことができるみたいだな。
すまない、ナイエ。
それと、巫女のサラサがあんなに小さいのに、ザフティエが相変わらず威厳たっぷりなのが好きだ。

“Alicia finds herself in a torture chamber: “Interesting” 😏
Alicia gets a whiff of ghosts(?) with no physical form whatsoever: “I’m scared” 😬
And of course she names her Crest magic as *”Wave of Agony”* lmao and was so full/proud of herself in revealing her true identity when the twins failed to recognize her.”
拷問部屋に放り込まれたアリシア「興味深い」😏
実体すらない幽霊(?)の気配を感じたアリシア「怖い」😬
そして当然のように、自分の手の紋を「苦悶の波」と名付けてるの笑う。
双子が自分だと気づかなかったとき、本当の正体を明かすアリシアがめちゃくちゃ得意げなのも最高だった。

“Alicia’s situation this season is out of the frying pan into the fire, out of the fire, into the active volcano, out of the active volcano, into the fucking sun.
Of course we have us some good old fashioned thoroughly explained reasoning for the heroine to have her tits and ass out. I am not complaining.”
今シーズンのアリシアの状況は、フライパンから火の中へ、火の中から活火山へ、活火山から抜け出したと思ったら今度は太陽の中へ放り込まれているようなものだ。
そしてもちろん、ヒロインが胸や尻を露出することについて、昔ながらの「ちゃんとした理由」まで丁寧に説明してくれる。 文句はない。

“That outfit is just pure fan service. 😀
Her body reassembling/healing always cracks me up though, sounds painful.”
あの衣装は完全にファンサービスだな。:D
それにしても、アリシアの身体が元通りに組み上がって治るところは毎回笑ってしまう。
めちゃくちゃ痛そうな音だけど。

“It’s been a while since we’ve had some Alicia fanservice!”
アリシアのファンサービスなんて久しぶりだな!

引用元:
Reddit

海外の反応、いかがでしたか?
元の身体へ戻ったアリシアを歓迎する声が多い一方、鏡の迷宮の不気味な演出や、ミレアと学長をめぐる謎、そしてボーディンが進める「真の勇者」に関わる計画に混乱と考察の声が集まっていました。
また、クレバテスが人間の命を救う行動を見せたことから、彼の人間に対する姿勢の変化に注目する海外ファンもいました。
今回は「分裂した自己とは何か」「犠牲によって成立する英雄とは何か」「他者との関係は存在をどう変えるのか」という哲学的なテーマも見えてきます。
少し深掘りしてみましょう。

哲学から見るアニメ『クレバテスⅡ-魔獣の王と偽りの勇者伝承-』

「二人の自分は同じ人間なのか」ジョン・ロックの人格同一性

“So Milea has split personalities, or bodies? I didn’t really understand it, but I find it interesting. I hope that we learn more about that curse/condition of hers in the next episodes.”
つまりミレアには複数の人格があるのか、それとも身体そのものが分かれているのか?
正直ちゃんとは理解できなかったけど、面白いと思う。
次のエピソードでは、彼女のあの呪いというか状態についてもっと分かるといいな。

今回、多くの海外ファンを混乱させたのがミレアと学長をめぐる「誰が誰なのか」という問題でした。
この問いを考えるうえで興味深いのが、イギリスの哲学者ジョン・ロックによる人格同一性の議論です。
ロックは、人間が同じ「人格」であり続けることを考える際に、単純に同じ身体を持っているかどうかだけではなく、意識や記憶の連続性を重視しました。
つまり、昨日の経験を今日の自分の経験として意識できることが、「昨日の私」と「今日の私」を結びつける重要な要素になります。
今回の海外コメントが「彼女は両方だったのか?」「本人は知らなかったのか?」と混乱しているのも、まさに身体と人格の一致が揺らいでいるからでしょう。
仮に一つの身体や存在の中に互いの経験を共有しない二つの意識が存在するなら、それを一人と呼ぶべきなのか、それとも二人と呼ぶべきなのか。
もちろん、ミレアに起きている現象の正確な仕組みは今回の資料だけではまだ断定できません。
しかし、だからこそ「身体が同じなら同じ人物なのか」という問いが強く浮かび上がります。
鏡という、自分と同じ姿を映しながら決して自分そのものではない存在が印象的に使われる「鏡の迷宮」という舞台とも重なるテーマです。

参考哲学者
ジョン・ロック「人格の同一性を考えるうえで、意識や記憶の連続性を重視した」

「犠牲の上に作られる英雄」ルネ・ジラールの供犠論

“We finally get more info on the True Hero legend, no matter what, doing it in secret like htis with all this sacrifice. Its definitely not a good thing..I was hoping Alicia would be the True Hero..but maybe we dont want her to be at this rate.”
ついに「真の勇者」の伝承について、さらに情報が出てきたな。
何にせよ、これほどの犠牲を払いながら秘密裏にやっている時点で、絶対に良いものじゃない……。
アリシアが真の勇者になることを期待していたけど、この調子だとむしろ彼女にはなってほしくないかもしれない。

このコメントで特に印象的なのは、「真の勇者」という本来なら肯定的に聞こえる言葉が、多くの犠牲の存在によって一気に不穏なものへ変わっていることです。
ここから連想される思想家の一人が、フランスの思想家・文化人類学者ルネ・ジラールです。
ジラールは神話や宗教、社会の成立を考える中で、共同体が特定の存在を犠牲にする「供犠」や「スケープゴート」の構造に注目しました。
共同体の秩序や救済という大きな目的が掲げられると、そのために差し出される個人の犠牲が正当化されてしまうことがあります。
今回の「真の勇者」をめぐる海外ファンの反応にも、それと似た逆転が見えます。
勇者とは本来、人々を救う存在です。
しかし、その勇者を生み出すために多くの人間が犠牲にされるのであれば、「人々を救う勇者」という物語そのものに矛盾が生まれます。
そのためコメントした海外ファンも、当初はアリシアが真の勇者になることを期待しながら、真相が見えてくるにつれて「むしろなってほしくない」と考えるようになっています。
ここで問われているのは、英雄が強いかどうかではありません。
「誰かを救う」という目的のためなら、別の誰かを犠牲にしてもよいのかという、より根本的な倫理の問題なのです。

参考哲学者・思想家
ルネ・ジラール「共同体や神話の背後に存在する供犠とスケープゴートの構造を論じた」

「魔獣はなぜ人間を救うのか」レヴィナスの他者の倫理

“Clevatess really has been getting soft, as Zavthier points out. But keeping Ray alive and forcing that hero soul fragment back inside him probably messes with Vordein’s plans too since surely it means he won’t have the full collection.”
ザフティエが指摘した通り、クレバテスは本当に甘くなってきたな。
でもレイを生かして、勇者の魂の欠片を無理やり体内へ戻したことは、おそらくボーディンの計画も狂わせるはずだ。
それなら、ボーディンは全部の欠片を揃えられないってことだろうから。

「クレバテスは本当に甘くなってきた」という海外ファンの指摘は、第9幕だけでなく物語を通じたクレバテスの変化を考えるうえで興味深い言葉です。
ここで参考になるのが、フランスの哲学者エマニュエル・レヴィナス「他者の倫理」です。
レヴィナスは、倫理とはまず抽象的な規則から始まるのではなく、自分とは異なる「他者」と出会い、その存在に応答するところから始まると考えました。
重要なのは、他者を完全に理解して自分と同じものにすることではありません。
自分には回収できない異質な存在としての他者を前にして、それでも責任を引き受けることです。
クレバテスにとって、人間は本来自分とは異なる種族です。
しかし人間たちと関わり続ける中で、その命を単なる観察対象として扱うだけでは済まなくなっているように見えます。
海外ファンが冗談めかして「魔獣たちは人類に対するツンデレ」と表現したのも、この変化を端的に捉えているのでしょう。
相手を好きだと宣言することよりも、目の前で失われようとしている命に手を伸ばすこと。
その行為そのものが、クレバテスと人間との関係が変わり始めていることを示します。
「魔獣の王」が人間との出会いによって変化していく物語は、他者との遭遇が自己のあり方そのものを変えるというレヴィナス的な視点からも興味深く見ることができます。

参考哲学者
エマニュエル・レヴィナス「自分とは異なる他者との出会いと、その他者に対する責任を倫理の出発点として考えた」

まとめと感想

『クレバテスⅡ-魔獣の王と偽りの勇者伝承-』第9幕「鏡の迷宮」は、元の身体へ戻ったアリシアの活躍を楽しめる一方で、物語の謎がさらに深まった回でした。
海外の反応では、久しぶりに本来の姿で活躍するアリシアへの歓迎の声が多く、ポニーテール姿や人形との戦闘、そして幽霊を怖がる意外な一面にも注目が集まっていました。
二度にわたる豪快な落下についても、「もう受け入れている」と笑うコメントがあり、ダークな展開の中に挟まれる本作らしいユーモアが好評だったようです。
一方で、ミレアと学長の関係については海外ファンからも「どういうことなんだ?」という声が相次ぎました。
一人の人間の中で人格や意識が分かれたとき、その人物を同じ「一人」と呼べるのか。
第9幕のサブタイトルである「鏡の迷宮」は、迷宮そのものだけでなく、「自分と同じ姿をしたもう一人の存在」という物語のテーマにも重なって見えます。
さらに、ボーディンが進めている「真の勇者」に関する計画にも注目が集まっています。
人々を救うはずの勇者が、多くの犠牲によって作られる存在なのだとすれば、その「勇者」とはいったい何なのか。
そして、人間を観察する側だったクレバテスが、次第に人間の命へ介入するようになっていることも見逃せません。
海外ファンから「甘くなった」「人類へのツンデレ」とまで言われ始めたクレバテスが、この先人間に対してどのような答えを出すのか楽しみです。

個人的感想
クレンが「友情」に強烈に反応し、レイの魂?を体に戻すシーン。爆笑でした(笑)
クレンの行動が本当に面白い。
ずっと人間に興味を持っておいてもらわないと、人間を根絶やしにされてしまうし…。
しばらくは「友情」の正体を探るクレンが観れそうですねー٩(ᵒ ᗜ ᵒ)و

引き続きこのブログでは第10幕も海外の反応をお届けしますのでお楽しみに!

クレバテス 関連グッズ

©Yuji Iwahara/LDF/クレバテスⅡ製作委員会


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