アニメ『日本三國』第10話「仇敵再会」
海外では「青輝の話術が画面に釘付けにする」「重すぎる胆力で一人立つ姿がすごい」など、今回も様々な意見がありました!
さっそくRedditを中心とした海外の反応を見て行きましょう。
後半では海外の反応から哲学的考察をしていきます。
ぜひ最後までお付き合いください!
アニメ『日本三國』第10話 海外の反応と哲学的考察|青輝の話し方はただそれだけで画面に釘付けにさせる
海外の反応まとめ【ネタバレあり】
衝撃・驚きの反応
“I thought Taira was gonna have her head for going off like that. Whole episode had me on edge.”
あんなふうに食ってかかったから、平が彼女の首を取るんじゃないかと思った。
エピソード全体ずっとハラハラしっぱなしだったよ。
“An imperial edict for a withdrawal? That’s not only a huge ask but I don’t see how that bastard Taira is gonna let it fly.”
撤退の勅命だって?
そんなの要求として大きすぎるし、あのクソ野郎の平がそれを通すとは到底思えない。
“This is where Aoteru nominates Tsune to lead the reinfo… wait what?”
ここで青輝がツネちゃんさんを援軍の指揮官に指名するんだな……って、え?
“Literally my thought process one-to-one.”
マジで俺の思考回路そのまんまだった。
“WHERE IS THE REST OF IT? it ended before i even blinked”
続きはどこだよ?
まばたきする前に終わったんだけど。
“How can Aoteru stand up by himself with balls that heavy?”
あんなに重い度胸を抱えて、青輝はどうやって一人で立っていられるんだ?
“he’s lucky as hell, in a “normal” setting he’d have been executed for disrespect to a random servant”
あいつはとんでもなく運がいいよ。
普通の世界観なら、ただの召使いに無礼を働いたってだけで処刑されててもおかしくない。
“I swear time flies when watching this episode even when it feels like nothing has really happened”
このエピソードを見てると、本当に時間が飛ぶように過ぎる。
大きな出来事が起きていないように感じても、気づいたら終わってるんだ。
笑い・ユーモア系
“Tsune is living his best life FR. Re-scheduling them escorts–in this economy–sure is wild LMAO.”
ツネちゃんさん、マジで人生を謳歌してるな。
このご時世に遊女の予定を組み直すとか、さすがにワイルドすぎて笑う。
“Every time Tsune refers to Aoteru as backwoods split haired is so funny, like he just can’t get over his haircut.”
ツネちゃんさんが青輝のことを田舎の分け髪野郎みたいに呼ぶたびに笑ってしまう。
あいつ、どうしても青輝の髪型が気になって仕方ないんだな。
“even the Minister of Domestic Affair though it was funny.”
内務大臣でさえ笑ってたのが面白かった。
“hell yea cook that girl aoteru”
いいぞ青輝、その女を言葉で焼き尽くしてやれ。
“Also, Taira with the idol poses will never not be funny.”
それと、アイドルみたいなポーズを取る平は何回見ても笑える。
“I did find it funny how Kata was patting the area on Ryuumon’s back where the arrow Wajima shot hit lol.”
輪島の撃った矢が当たった龍門の背中の場所を、加田先生がぽんぽん叩いていたのはちょっと笑った。
“Yoshitsune should just be more honest with himself lol. He’s passing on his favorite girls to do what Aoteru asked, he believes he’ll make it happen, he’s not choosing to.”
芳経はもう少し自分に正直になった方がいい。
お気に入りの女の子たちを諦めてまで青輝に頼まれたことをやろうとしてるんだから、あいつは青輝がやり遂げると信じてるんだよ。
自分で選んでないふりをしてるだけだ。
“Tsune-chan-san’s segment is so funny because he’s just acting like a massive tsundere in his head.”
ツネちゃんさんのパートが面白いのは、心の中でひたすら巨大なツンデレをやってるからなんだよな。
深い考察系
“I’m not well versed with strategies (not even chess), but giving a retreat order may serve as no more than a decoy in the sense that you’re also trying to bait your enemy in–to follow/push through their charge, making them think that they’ve gotten the upper hand, which could also open them up to getting pincered as Yamato’s forces converge.”
戦略には詳しくないんだけど、チェスすらよく分からないし。
でも撤退命令を出すことは、単なる囮として機能するのかもしれない。
敵に自分たちが優位に立ったと思わせて、突撃に乗じて追撃させる。
そうやって誘い込めば、大和軍が集結したところで挟み撃ちにできる可能性もある。
“Seii’s new strategy is reminiscent of what went down when Napoleon’s Army invaded Russia. Nature chooses no one and victory in this case will go to the ones best prepared for it.”
聖夷の新しい戦略は、ナポレオン軍がロシアに侵攻したときに起きたことを思い出させる。
自然は誰の味方もしない。
この場合、勝利は最も準備ができている者の手に渡るんだ。
“Another possibility I’m thinking off is that Aoteru’s goal isn’t actually to get the withdrawal edict approved. It is just a way to motivate discussion in such a way that in the end, he gets what he wants… but with the court thinking it was their own idea instead of an answer he purposefully led them to.”
もう一つ考えている可能性として、青輝の目的は本当に撤退の勅命を承認させることではないのかもしれない。
あれは議論を動かすための手段なんだ。
最終的に自分の望む結論を得る。
ただし朝廷側には、それが青輝に誘導された答えではなく、自分たち自身の考えで出した結論だと思わせる形で。
“And I think that he requested the withdrawal of reinforcments precisely because he predicted Seii’s winter strategy.”
そして青輝が援軍の撤退を要求したのは、まさに聖夷の冬の戦略を予測していたからだと思う。
“By withdrawing the troops, Seii will enact their plan on something entirely useless. Because they’ll attract no soldiers in Seii’s snowy capital. Therefore, there will be no massacre, just 50 thousands Seii soldiers going back to their home peacefully.”
兵を撤退させれば、聖夷は完全に無意味なものに対して計画を実行することになる。
雪に覆われた聖夷の都に、大和の兵士は誰も誘い込まれないからだ。
だから虐殺は起きない。
ただ5万の聖夷兵が平和に家へ帰るだけになる。
“In short, Seii designed a trap for an exhausted foreign army deep in hostile territory. Without Yamato’s reinforcements, the strategy is rendered useless. Which is precisely what Aoteru’s executing with that silver mouth of his.”
要するに、聖夷は敵地深くで疲弊した外征軍を罠にかける作戦を組んだんだ。
でも大和の援軍がなければ、その戦略は無意味になる。
それこそが、青輝があの銀の舌で実行していることなんだよ。
“And then the end result of everything is Taira thinks he himself is choosing to send reinforcements against the will of Ryuumon’s clique to steal glory and his top military leader position.”
そして最終的な結果として、平は自分自身の意思で、龍門派の意向に逆らって援軍を送るのだと思い込む。
名誉と軍の最高指揮官の座を奪うために。
“It does make sense though as he is only a smaller player in a larger war conflict and not yet at the top of the food chain to be at the center of everything.”
でもそれは理にかなっている。
彼は大きな戦争の中ではまだ小さな駒に過ぎないし、すべての中心に立てるほど食物連鎖の頂点にはまだいないんだ。
感動・共感系
“As soon as Aoteru entered the hall, the episode was over before I could even blink. That’s how immersive each and every episode truly is.”
青輝が広間に入ってきた瞬間、まばたきする前にエピソードが終わっていた。
それくらい毎回本当に没入感がすごいんだ。
“Seeing Kaku in such a bad condition is so sad, but even sadder to see how concerned Ryuumon was. I’m glad Kata will be able to do something about it, but I’m sure Kaku will still push himself more than he should to help Ryuumon.”
賀来があんなに悪い状態なのを見るのはつらい。
でも、それ以上に龍門がどれほど心配しているかを見るのがつらかった。
賀来が何かしら手を打てるのはよかったけど、それでも龍門を助けるために無理をしすぎるんだろうなと思う。
“This marks Taira and Aoteru’s first meeting since Saki’s death and I have to commend the latter’s self-restraint in that moment.”
これは小紀の死後、平と青輝が初めて顔を合わせた場面だ。
あの瞬間の青輝の自制心は本当に称賛しなきゃいけない。
“It was nice to see this side of Ryuumon too, that little moment where he clears a bit of Kaku’s hair from his face was sweet.”
龍門のこういう一面が見られたのもよかった。
賀来の顔にかかった髪を少し払ってあげる小さな場面が優しかった。
“It’s so good having Aoteru back. i’ve really missed him the past few episodes.”
青輝が戻ってきて本当にうれしい。
ここ数話、彼がいなくて本当に寂しかった。
“Having people like Misumi stand against all of that and not even flinch is one of the most badass sights.”
三角のような人間が、あれだけのものに立ち向かって、まったく怯まない姿は最高に格好いい光景の一つだ。
“Peak episode as always, Aoteru’s way of speaking is just making you glued to the screen. Anyone would wish to be that eloquent when expressing yourself.”
いつも通り最高のエピソードだった。
青輝の話し方は、ただそれだけで画面に釘付けにさせる。
誰だって、あんなふうに自分の考えを雄弁に表現できるようになりたいと思うはずだ。
“Seeing how blatantly the corruption spreads through the court and how many bootlickers there are is infuriating. Sadly, it’s also all too real.”
朝廷に腐敗があまりにも露骨に広がっていて、媚びへつらう連中がどれだけ多いかを見ると腹が立つ。
悲しいことに、それがあまりにも現実的でもあるんだ。
引用元:
Reddit
海外の反応、いかがでしたか?
青輝が朝廷に戻り、平との因縁が再び前面に出た第10話。
海外では、青輝の自制心や話術、そして撤退の勅命に隠された狙いについて多くの考察が集まっていました。
また、龍門と賀来の関係性や、腐敗した朝廷の空気に対する反応も印象的でした。
今回の反応には、戦略、自然、対話による誘導という哲学的なテーマが色濃く表れています。
少し深掘りしてみましょう。

哲学から見るアニメ『日本三國』
「敵の認識を操る戦略」孫武の兵は詭道なり
“I’m not well versed with strategies (not even chess), but giving a retreat order may serve as no more than a decoy in the sense that you’re also trying to bait your enemy in–to follow/push through their charge, making them think that they’ve gotten the upper hand, which could also open them up to getting pincered as Yamato’s forces converge.”
戦略には詳しくないんだけど、チェスすらよく分からないし。
でも撤退命令を出すことは、単なる囮として機能するのかもしれない。
敵に自分たちが優位に立ったと思わせて、突撃に乗じて追撃させる。
そうやって誘い込めば、大和軍が集結したところで挟み撃ちにできる可能性もある。
このコメントは、中国古代の兵法家孫武が『孫子』で説いた「兵は詭道なり」という思想と強く重なります。
孫子において戦争とは、単純な力のぶつかり合いではなく、敵の認識を操作し、敵自身に誤った判断をさせる営みです。
青輝が掲げた「撤退の勅命」は、一見すれば弱腰の提案に見えます。
しかしその弱さこそが、敵や味方の思考を動かすための仕掛けになっている可能性があります。
撤退という言葉によって、聖夷には「大和が引く」と思わせ、朝廷には「このままでよいのか」という焦りを生ませる。
まさに、敵味方の心理を盤上の駒のように動かす詭道の発想です。
青輝の強さは、剣や兵力ではなく、相手が何を見て、何を誤解し、どこへ進むのかを読むところにあります。
この回の青輝は、戦場にいなくとも言葉だけで戦場を作り変える軍師的存在として描かれていました。
「自然は誰の味方もしない」マキャヴェッリのヴィルトゥとフォルトゥナ
“Seii’s new strategy is reminiscent of what went down when Napoleon’s Army invaded Russia. Nature chooses no one and victory in this case will go to the ones best prepared for it.”
聖夷の新しい戦略は、ナポレオン軍がロシアに侵攻したときに起きたことを思い出させる。
自然は誰の味方もしない。
この場合、勝利は最も準備ができている者の手に渡るんだ。
このコメントは、イタリアの思想家ニッコロ・マキャヴェッリが論じた「ヴィルトゥ」と「フォルトゥナ」の関係を思わせます。
マキャヴェッリにとって、フォルトゥナとは人間の思い通りにならない運命や偶然の力です。
戦場における天候、地形、季節、病、補給の限界などは、まさに人間の支配を超えたフォルトゥナの領域にあります。
一方でヴィルトゥとは、その荒れ狂う運命に飲み込まれず、状況を見極め、準備し、時に運命そのものを利用する力量のことです。
聖夷の冬の戦略は、自然という巨大な力を戦争に組み込もうとするものです。
雪や寒さは大和にも聖夷にも感情を持ちません。
自然は誰かを贔屓しないからこそ、備えた者だけがそれを武器にできるのです。
そして青輝がその戦略を読んで撤退という一手を打つなら、それはフォルトゥナに正面から抗うのではなく、相手が頼る運命の力を空振りさせるヴィルトゥの発露と言えるでしょう。
「相手に自分の答えだと思わせる」ソクラテスの産婆術
“Another possibility I’m thinking off is that Aoteru’s goal isn’t actually to get the withdrawal edict approved. It is just a way to motivate discussion in such a way that in the end, he gets what he wants… but with the court thinking it was their own idea instead of an answer he purposefully led them to.”
もう一つ考えている可能性として、青輝の目的は本当に撤退の勅命を承認させることではないのかもしれない。
あれは議論を動かすための手段なんだ。
最終的に自分の望む結論を得る。
ただし朝廷側には、それが青輝に誘導された答えではなく、自分たち自身の考えで出した結論だと思わせる形で。
このコメントは、古代ギリシアの哲学者ソクラテスが用いた「産婆術」を連想させます。
ソクラテスは、自分から答えを押し付けるのではなく、問いを重ねることで相手の内側から結論を生み出させる対話法を実践しました。
相手は自分で答えに辿り着いたと思う。
しかし実際には、問いの形によって思考の方向を導かれている。
青輝が「撤退」という極端な提案を出したのも、単にそれを通すためではなく、朝廷の人々に別の結論を自分たちで選ばせるためだった可能性があります。
平たちが青輝に反発し、龍門の意向を退け、名誉を奪おうとして援軍を送る。
その結論が青輝の望むものであったとしても、本人たちは自分の意志で選んだと信じている。
これはまさに、言葉によって相手の思考を出産させる産婆術の政治的応用です。
第10話の青輝は、命令するのではなく、相手に命令したくなる状況を作ることで、権力者たちの意思決定そのものを操っていたように見えます。
まとめと感想
『日本三國』第10話は、青輝が再び物語の中心へ戻ってきたことを強く印象づける回でした。
小紀の死後、平と向き合う場面での青輝の自制心、そして撤退の勅命という一見無謀にも見える提案。
その一つ一つに、ただの感情ではなく、相手の認識や欲望まで計算に入れた戦略性が感じられました。
海外の反応でも、青輝の話術や度胸に驚く声が多く、同時に「撤退」が本当に撤退を意味するのかという深い考察が盛り上がっていました。
また、龍門と賀来の関係性、腐敗した朝廷の空気、ツネちゃんさんのツンデレじみた言動など、緊張とユーモアのバランスも見どころでした。
今回の青輝は、戦場ではなく朝廷という場で、言葉を武器に戦っていたように思います。
その言葉が平をどう動かし、大和軍と聖夷の戦局をどう変えていくのか。
次回以降の展開がますます楽しみです。
個人的には、青輝が拝謁を待っている時に小紀のことを思い出しているシーンや、平殿器に「キミのことはよう覚えておるよ。3年やったかな?」と言われて、「3年と3ヶ月になります」のところとか、私は涙が出てしまいました( ノД`)シクシク…
私だったらとんでもない睨み方をしてしまうだろうし…。
海外の方も言っていたけど、青輝の自制心には賞賛しかない。
青輝は恨みを晴らすことよりも、小紀との誓いを守る方が優先なんだよね。
青輝の自制心と強さの元は小紀なんだ…小紀は素晴らしい願いを青輝に残していますね( ノД`)シクシク…
さて!引き続きこのブログでは第11話も海外の反応をお届けしますのでお楽しみに!
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