アニメ『幼女戦記Ⅱ』第1話「サラマンダー戦闘団」
統一暦1926年、秋。 戦火は今なお世界を焼いている。 帝国はいわば、四面楚歌。
そして何より東部戦線。
その東部戦線へ、ターニャ・デグレチャフ中佐率いるサラマンダー戦闘団も投入されていました。
テレビアニメ第1期(2017年放送)から数えて9年ぶり、劇場版(2019年公開)から数えて7年ぶりとなる待望の続編第2期『幼女戦記Ⅱ』が帰ってきました‼
海外では待望の復活を喜ぶ声や、ターニャらしい不穏さにざわつく声など、今回も様々な意見がありました!
さっそくRedditを中心とした海外の反応を見て行きましょう。
後半では海外の反応から哲学的考察をしていきます。
ぜひ最後までお付き合いください!
アニメ『幼女戦記Ⅱ』第1話 海外の反応と哲学的考察|最高峰が帰ってきた‼
海外の反応まとめ【ネタバレあり】
衝撃・驚きの反応
“Wtf was that finger licking scene lmao”
あの指を舐めるシーンは一体何だったんだよ。
笑うしかないだろ(笑)
“Ugh, this guy. …I did not need that close-up of him sucking on his own finger wtf.”
うわ、この男かよ。
自分の指を吸ってるドアップなんて見たくなかったんだが。
何なんだよ(笑)
“Praying to Being X and shooting the head off a statue symbolising them is a hell of a way to start of S2. Absolutely love they brought Shinotsuki-sensei to draw that propaganda poster.”
存在Xに祈りながら、その象徴みたいな像の頭を撃ち抜くとか、シーズン2の始まり方として強烈すぎる。
それに、プロパガンダポスターを篠月先生に描かせてくれたのが本当に最高だった。
“Tanya looks absolutely flabbergasted by her new incompetent squad lol. The whole sequence where Tanya takes down those planes is so good and well-animated.”
新しい無能な部隊を見たターニャが完全にあっけに取られてて笑った。
ターニャがあの飛行機を落としていく一連のシーンは本当に良かったし、作画もかなりよかった。
“After seeing Tanya take down his friend’s plane with a knife, I cannot blame that guy for seeing The Devil of the Rhine as a devil. But holy shit, the way she took him down was certainly overkill.”
ターニャが有人の飛行機をナイフで落とすのを見たら、あいつがラインの悪魔を本当に悪魔だと思うのも無理はない。
でも、あの倒し方はさすがにやりすぎだろ(笑)
とんでもなかった。
“Honestly, I still didn’t believe that this was coming out this season. I’m so fucking glad that that Tanya is finally back!”
正直、今シーズンに本当に放送されるなんてまだ信じきれてなかった。
ターニャがついに帰ってきてくれて、マジでめちゃくちゃ嬉しい。
笑い・ユーモア系
“I love how her battalion are fucking terrified when she acts all cutesy.”
ターニャが可愛く振る舞った瞬間、部下たちがめちゃくちゃ怯えるのが本当に好き。
“Best girl is back and she even took down a plane with her knife lmao”
ベストガールが帰ってきた。
しかもナイフで飛行機まで落としてたぞ。
笑うしかない。
“Tanya knew her people were incompetent, but didn’t expect the enemy to be as well”
ターニャは自分の部隊が無能なのは分かっていた。
でも、敵まで無能だとは思ってなかったんだろうな。
“What’s worse than lazy dumbfucks? Hardworking dumbfucks.”
怠け者のバカより悪いものは何か?
働き者のバカだよ。
“Lmao she’s tryna farm good rep incase they lose, solid strat”
負けた時に備えて評判を稼ごうとしてるの笑う。
堅実な作戦だな。
“Don’t bring a knife to a plane fight, unless your name is TANYA.”
飛行機相手の戦いにナイフを持っていくな。
ただし、お前の名前がターニャなら話は別だ。
“the 203rd Mage Battalion is back! and Tanya’s pissed off from the incompetency, just like my manager. it’s time for war,, let’s fucking go!”
第二〇三魔導大隊が帰ってきた!
そしてターニャは無能さにキレてる。
まるで俺の上司みたいだ。
戦争の時間だ、行くぞ!
深い考察系
“Empire situation just keeps getting worse and worse. They’re really fighting the world alone. Tanya if she survives the war and wants to live peacefully she’s gotta maintain her image and reputation but man idk how much that would matter considering she’s called the devil and a monster by her own side…”
帝国の状況はどんどん悪くなっていくな。
本当に世界を相手に単独で戦っている。
ターニャが戦争を生き延びて平和に暮らしたいなら、自分のイメージと評判を維持しなきゃいけない。
でも、自分の味方からも悪魔だの怪物だの呼ばれてることを考えると、それがどれだけ意味を持つのか分からないな。
“yuuki aoi will forever amaze me with her skills. also propaganda is scary..”
悠木碧は永遠にその演技力で俺を驚かせてくれる。
それと、プロパガンダって怖いな。
“God, I love that they didn’t skimp out on the sound effects. I love this series’ use of abilities and her disdain for using prayer against the fighter pilot, I can’t wait for the rest of the series. But the poster, Sweet God. And… him . YUCK.”
ああ、効果音に手を抜いてないのが本当に好きだ。
このシリーズの能力の使い方も好きだし、戦闘機乗りを相手に祈りを使うことへのターニャの嫌悪感もいい。
この先の展開が待ちきれない。
でも、あのポスターは……神よ。
そして、あいつ。
うげえ。
“I want a clean version of that Tanya propaganda poster.”
あのターニャのプロパガンダポスター、綺麗な版が欲しい。
“Tanya is finally back! And she’s still freaking badass ( like during that dogfight against planes), and terrifying as always. Great premiere episode overall!”
ターニャがついに帰ってきた!
飛行機との空戦みたいに、相変わらずとんでもなくカッコいいし、いつも通り恐ろしい。
全体的に素晴らしい初回だった!
感動・共感系
“I can’t believe it’s been almost a decade. Welcome back, Lt. Col. Tanya von Degurechaff. o7”
もうほとんど10年経っていたなんて信じられない。
おかえりなさい、ターニャ・デグレチャフ中佐。
o7(敬礼)。
“When Aoi Yuki gets to play an unhinged character you know its gonna be good, welcome back tanya you’ve been missed”
悠木碧がぶっ飛んだキャラクターを演じる時点で、良いものになるって分かる。
おかえり、ターニャ。
ずっと待ってたよ。
“I’ve lost count of how many times I’ve rewatched Youjo Senki, and it’s finally time for a new season. The animation is not downgraded from season one, and we will see how they animate key fights, if there are any.”
幼女戦記を何回見返したか、もう数えきれない。
そしてついに新シーズンの時間だ。
作画はシーズン1から劣化していないし、重要な戦闘があるならどうアニメ化してくれるのか楽しみだ。
“Welcome Back Aoi Yuuki!”
おかえり、悠木碧!
“YES! Evil Aoi Yuuki is SO BACK you guys! :D”
よし!
悪の悠木碧が完全に帰ってきたぞ、みんな!
“PEAK HAS RETURNED”
最高峰が帰ってきた‼
“oh god.. the sound and the music… This is the best Isekai right now oh godd”
うわあ……音と音楽が……。
これは今一番の異世界アニメだよ。
本当にすごい。
引用元:
Reddit
海外の反応、いかがでしたか?
長い時を経て帰ってきた『幼女戦記Ⅱ』第1話に、海外ファンからは「待っていた」「最高峰が帰ってきた」という喜びの声が多く見られました。
一方で、ターニャのプロパガンダポスターや、祈りを拒みながら戦う姿、さらにサラマンダー戦闘団の不安すぎる練度に対しても、強い反応が集まっていました。
今回の海外コメントでは、ターニャという存在が「悪魔」として恐れられながら、同時に国家の象徴として利用されていく不気味さにも注目が集まっています。
少し深掘りしてみましょう。

哲学から見るアニメ『幼女戦記Ⅱ』
「祈りを拒む悪魔」サルトルの実存主義
“God, I love that they didn’t skimp out on the sound effects. I love this series’ use of abilities and her disdain for using prayer against the fighter pilot, I can’t wait for the rest of the series. But the poster, Sweet God. And… him . YUCK.”
ああ、効果音に手を抜いてないのが本当に好きだ。
このシリーズの能力の使い方も好きだし、戦闘機乗りを相手に祈りを使うことへのターニャの嫌悪感もいい。
この先の展開が待ちきれない。
でも、あのポスターは……神よ。
そして、あいつ。
うげえ。
このコメントは、フランスの哲学者ジャン=ポール・サルトルが唱えた「実存は本質に先立つ」という実存主義の思想と重なります。
サルトルの実存主義では、人間にはあらかじめ決められた神の設計図や運命が存在するのではなく、自らの選択と行動によって自分のあり方を決めていくと考えます。
ターニャは存在Xという超越的な存在に翻弄されながらも、心の底では祈りによって救われることを拒み続けています。
戦闘機を相手にしても、祈りにすがるのではなく、自分の技術、判断、そして戦術で状況を切り開こうとする。
それはまさに、神や運命によって定められた「本質」を拒否し、自分の生き方を自分の意思で定義しようとする実存主義的な姿勢です。
ターニャが「悪魔」と呼ばれるほど苛烈でありながら、同時に徹底して自分の合理性に忠実であろうとする姿は、神なき世界で自らの実存を守ろうとする人間の極端な形にも見えてきます。
「恐れられる者の生存戦略」マキャヴェリズム
“Empire situation just keeps getting worse and worse. They’re really fighting the world alone. Tanya if she survives the war and wants to live peacefully she’s gotta maintain her image and reputation but man idk how much that would matter considering she’s called the devil and a monster by her own side… also goddamn propaganda who tf was on that poster Tanya? when even have time for that? I thought they only had her to propagandize that one time lol but I guess it must’ve been more than once.”
帝国の状況はどんどん悪くなっていくな。
本当に世界を相手に単独で戦っている。
ターニャが戦争を生き延びて平和に暮らしたいなら、自分のイメージと評判を維持しなきゃいけない。
でも、自分の味方からも悪魔だの怪物だの呼ばれてることを考えると、それがどれだけ意味を持つのか分からないな。
それに、あのプロパガンダは何なんだ。
あのポスターのターニャは誰なんだよ?
いつそんなものを作る時間があったんだ?
前に一度だけ宣伝に使われたと思ってたけど、どうやら一度じゃなかったらしい。
このコメントにある「生き残るためには評判を維持しなければならない」という視点は、イタリアの思想家ニッコロ・マキャヴェリの政治思想と深く結びついています。
マキャヴェリは『君主論』の中で、支配者は愛されることと恐れられることの両方を望むべきだが、両立が難しい場合には「愛されるよりも恐れられる方が安全である」と説きました。
ターニャは本来、安全な後方勤務と安定した将来を望んでいる人物です。
しかし、戦場で圧倒的な成果を出し続けた結果、敵からは「ラインの悪魔」として恐れられ、味方からも怪物じみた存在として見られていきます。
彼女にとって恐怖のイメージは望んで得たものではありません。
それでも、戦場という極限状況においては、その恐怖こそが部隊を動かし、敵を威圧し、自分の生存確率を高める力にもなっています。
平穏を求める個人としてのターニャと、国家や軍が利用する「悪魔」としてのターニャ。
その二重性こそ、マキャヴェリ的な現実主義が持つ冷たさと不気味さを映し出しているのです。
「美化される戦争」ヴァルター・ベンヤミンの政治の美学化
“yuuki aoi will forever amaze me with her skills. also propaganda is scary..”
悠木碧は永遠にその演技力で俺を驚かせてくれる。
それと、プロパガンダって怖いな。
この短いコメントに込められた「プロパガンダは怖い」という感覚は、ドイツの思想家ヴァルター・ベンヤミンが論じた「政治の美学化」という考え方と非常に相性が良いです。
政治の美学化とは、権力が社会の矛盾や暴力そのものを解決するのではなく、ポスター、演説、映像、シンボルなどを用いて戦争や支配を美しく演出し、大衆の感情を動員することを指します。
今回、戦場では冷酷な「悪魔」として恐れられるターニャが、国家の宣伝ではまるで天使のような姿に加工され、兵士や国民を鼓舞するためのイメージとして利用されていました。
そこにあるのは、本人の実像とはかけ離れた美しい虚像です。
血と泥にまみれた戦争の現実が、可憐な少女の微笑みや英雄的なポスターによって包み隠される。
だからこそ海外ファンは、その絵の美しさに笑いながらも、同時に言い知れない恐怖を感じたのでしょう。
ターニャというキャラクターは、個人の意志を超えて国家の物語に回収されていく存在でもあります。
その構図こそが、『幼女戦記』のプロパガンダ描写に漂う不気味さなのです。
まとめと感想
『幼女戦記Ⅱ』第1話は、長い沈黙を破って帰ってきたシリーズの初回として、戦場の緊張感、ブラックユーモア、そしてターニャの異様な存在感がしっかり詰め込まれた回でした。
海外の反応でも、悠木碧さんの演技への称賛、ターニャの復活を喜ぶ声、そしてサラマンダー戦闘団の頼りなさに頭を抱えるコメントが多く見られました。
特に印象的だったのは、ターニャが敵味方から「悪魔」として見られながら、国家のプロパガンダではまったく別の美しいイメージに変換されていく点です。
そこには、個人の意思と国家の都合、信仰への拒絶と戦争の現実、そして生き残るために恐れられるしかないという皮肉が詰まっていました。
サラマンダー戦闘団が今後ターニャの指揮下でどう変わっていくのか。
そして、四面楚歌の帝国がさらにどんな地獄へ向かっていくのか。
第2話以降も目が離せません。
個人的な感想としては…やったぁーーーー!帰ってきたぁぁぁー🐥✨
もうねー嬉しくて嬉しくて‼
第2期をやるって聞いた時からどれだけこの日を指折り数えて待っていた事か‼
やっとやっとターニャに会えた‼
何も変わらない、いや今まで以上にパワーアップした音響と作画と演出で幼女戦記が戻ってきたこと、今後の展開にワクワクしています!
最後のプロパガンダポスターには爆笑しました!
早く次回が観たいですっ!🐥
引き続きこのブログでは第2話も海外の反応をお届けしますのでお楽しみに!
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