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アニメ『黄泉のツガイ』第12話 海外の反応と哲学的考察|タヌキの○袋に誘拐されるなんて言葉を見ることになるとは(笑)

黄泉のツガイ12話 2026年春アニメ

アニメ『黄泉のツガイ』第12話「番小者と祈祷師」

海外では東村を心配する声や、タヌキの能力に笑う声、そして「この世界に善人はいない」といった重い考察まで、今回も様々な意見がありました!
さっそくRedditを中心とした海外の反応を見て行きましょう。
後半では海外の反応から哲学的考察をしていきます。
ぜひ最後までお付き合いください!

ここからはアニメ『黄泉のツガイ』第12話のネタバレがあります

アニメ『黄泉のツガイ』第12話 海外の反応と哲学的考察|タヌキの○袋に誘拐されるなんて言葉を見ることになるとは(笑)

海外の反応まとめ【ネタバレあり】

衝撃・驚きの反応

“Dude ikr, the setup for him coming out of the stomach was pretty well done too,.”
いや本当にそれな。
あいつが腹の中から出てくるまでの仕込みも、かなり上手くできてたと思う。

“What? The racoon’s balls turns into a net?”
え? タヌキの玉が網になるの?

“24 episode wow..! lets go.”
24話あるのか、すごい……! 行くぞ。

“Damn, that hamster is scarier than those long daemons.”
くそ、あのハムスター、あの長いツガイたちより怖いんだが。

“So Makoto’s fox can honeytrap the target by transforming and the tanuki uses its expanding balls to trap them? That sounds horrible and hilarious at the same time!”
つまりマコトの狐は変身してターゲットをハニートラップにかけられて、タヌキは伸びる玉で相手を捕まえるってこと?
それ、ひどすぎるのに同時に笑えるな!

“No new episode next week. There’ll be a recap of the first cour with staff commentary”
来週は新エピソードなし。
スタッフコメンタリー付きで第1クールの総集編があるみたいだ。

“”Imagine being kidnapped in a raccoon dog’s nut sack” is not a sentence I expected to read in my lifetime.”
「タヌキの玉袋に誘拐されるところを想像してみろ」なんて文章を、自分の人生で読むことになるとは思ってなかった。

“The painless Trojan horse ability is lowkey kinda sick though.”
でも、痛みのないトロイの木馬みたいな能力は、地味にかなりイカしてる。

笑い・ユーモア系

“lmao this village cannot catch a fucking break”
笑った。 この村、マジで一息つく暇もないじゃん。

“Imagine how embarrassing it’d be to get captured by DeezTanukiNuts”
タヌキのアレに捕まるとか、どれだけ恥ずかしいか想像してみろよ。

“Higashi village getting fucked up again lol”
東村、まためちゃくちゃにされてるじゃん。
笑うしかない。

“No one can tell me that the Shaman being opened up did not look like Gluttony and the failed Portal of Truth and Mr Katana looks like Kimbley’s son. Barring that this man is a mercenary who has no issue with killing, Ivan Yosano is fucking hot with gorgeous biceps, what the fuck. I want that man’s arms around me for a loooong movie night.”
祈祷師が開かれるところ、どう見てもグラトニーと失敗した真理の扉に見えたって誰にも否定できない。
それに刀の男はキンブリーの息子みたいに見える。
この男が人殺しを何とも思わない傭兵だってことは置いといて、イワン与謝野がめちゃくちゃ色気あって、二の腕も綺麗すぎるんだが。
何なんだよ。
長い映画の夜に、あの腕で抱きしめられたい。

“Nice to see night prowling perv– I mean, katana dude again. Looks like his targets are Higashi village this time.”
夜歩きの変態、じゃなくて刀の男をまた見られて嬉しいよ。
今回の標的は東村みたいだな。

“If this trend continues that village is gonna go extinct”
この流れが続いたら、あの村は絶滅するぞ。

“Asuma’s definitely going to do something to his uncle after that comment he made about his mother lol.”
母親についてあんなことを言われた後だし、アスマは絶対に叔父に何かやるだろうな。
笑った。

“”My, Grandma. What …cute pets you have!””
「まあ、おばあちゃん。 なんて……可愛いペットを飼っているの!」

深い考察系

“OK, so Shingo and Ivan were behind the attack on the Kagemoris and now have decided to attack the Higashi village as well. I am starting to think the Higashi Village would really benefit from having a few strong Tsugai users staying here to protect them, because staying hidden is obviously not enough.”
なるほど、慎吾とイワンが影森家への襲撃の裏にいて、今度は東村も襲うことにしたわけか。
東村には、守ってくれる強いツガイ使いが何人か常駐した方がいいんじゃないかと思い始めた。
隠れているだけでは明らかに不十分だ。

“The expression “a raccoon dog’s testicles are the size of eight tatami mats” is said to originate from slang used by gold leaf artisans in the Edo period, or from descriptions in classical rakugo (comic storytelling) and folktales.”
「タヌキの金玉は八畳敷き」という表現は、江戸時代の金箔職人が使っていた隠語や、古典落語、民話での描写に由来すると言われている。

“Asuma is probably the most interesting Kagemori by now. Like, what even is his agenda? He was straight forwards with the idea that the Kagemori should control Seal and Break while still letting the village around, right in front of both factions. He secretly spied on Dera then reported it to his brother, who was against the idea. He acted like the mole for his uncle, who seemed like he is planning something sinister to the Kagemori, but also spied on his own uncle with his moth.”
今のところ、アスマが影森家で一番面白い人物かもしれない。
というか、彼の目的って一体何なんだ?
彼は両陣営の目の前で、影森家が封と解を管理しつつ、村も存続させるべきだという考えをはっきり語っていた。
デラを密かに監視して、その考えに反対している兄に報告した。
影森家に何か不穏なことを企んでいそうな叔父の内通者みたいに振る舞っていたけど、その一方で自分の蛾を使って叔父のことも監視していたんだ。

“Also, now that it was said out loud, I sure hope we stop with the “bUt ThEy kIlLeD iNNoCeNt pEoPlE” type of posts. People better learn that there are no good guys here, just people with different agendas.”
それに、今回はっきり言われたんだから、もう「でも彼らは罪のない人たちを殺したんだぞ」みたいな投稿はやめてほしい。
この作品には善人なんていない。
ただ、それぞれ違う目的を持った人間たちがいるだけだって、そろそろ理解した方がいい。

“I assume part of the reason for that last part was to tell us at least a lot of the adults in Higashi deserved what happened in episode 1. Interesting to delay that until this far into the story. Not that I think the Kagemori are much if any better, to be clear.”
最後の部分の理由の一つは、少なくとも東村の大人たちの多くは第1話で起きたことを受けても仕方なかった、と視聴者に伝えるためだったんじゃないかと思う。
物語がここまで進んでからそれを明かすのは面白い。
もちろん、影森家がそれよりずっとマシだと思っているわけではないけどね。

“Watching the Higashi village adults talk so casually about killing Yuru and maybe taking a hostage to convince him to die… Okay I’m not gonna say they deserved to get gobbled by Gabby, but they definitely weren’t just totally innocent.”
東村の大人たちが、ユルを殺すことや、彼に死を受け入れさせるために人質を取るかもしれないことを、あんなに軽く話しているのを見ると……。
まあ、ガブちゃんに食われても当然だったとは言わないけど、少なくとも彼らは完全に無実だったわけではないな。

“Yeah, so far the scale is ”two gangs beefing with each other” and neither side is good. Now we wait until Yuru finds out his own village wanted him dead. He’ll be his own faction because he can’t trust either side.”
そうだな。
今のところ規模としては「二つのギャングが揉めている」って感じで、どちらの側も善ではない。
あとはユルが、自分の村が自分の死を望んでいたと知るのを待つだけだ。
彼はどちらの陣営も信用できないから、自分自身の派閥になるだろう。

“The shaman’s and the villagers’ conversation at the end made it clear it was them who sent the bandits after Yuru. The villagers were trying to kill Yuru. If every adult was aware of it, Gabby’s massacre hits different, though it still doesn’t feel right killing the parents in front of their kids.”
最後の祈祷師と村人たちの会話で、ユルを襲わせるために山賊を差し向けたのが彼らだったことがはっきりした。
村人たちはユルを殺そうとしていたんだ。
もし大人全員がそれを知っていたなら、ガブちゃんの虐殺の見え方は変わってくる。
それでも、子供たちの目の前で親を殺すことが正しいとはやっぱり思えないけど。

感動・共感系

“Higashi village just can’t catch a break huh, they’re still mourning the previous attack and another one seems to be taking place already.”
東村、本当に一息つく暇がないな。
前回の襲撃をまだ悼んでいる最中なのに、もう次の襲撃が起きようとしている。

“Big props to Arakawa-sensei though because a lot of authors don’t consider the sort biohazard/immune system terrorism that could happen when modern people and isolated/uncontacted communities meet. A whole host of immunological fuckery can happen.”
荒川先生には本当に拍手したい。
現代人と隔離された、あるいは未接触の共同体が出会ったときに起こり得る、生物災害や免疫システム的なテロみたいなことまで考える作者は多くないから。
免疫に関する厄介事は山ほど起こり得るんだ。

“This poor girl. I don’t care if they’re currently on a truce; I’m still upset at what the Kagemoris did to Higashi Village, especially Gabby for traumatizing that little girl. And they just can’t get a fucking break! They’re still recovering and now they’re getting attacked again?! FOR FUCKS SAKES!”
あの子がかわいそうすぎる。
今は停戦中だろうが関係ない。
影森家が東村にしたことには今でも腹が立っているし、特にあの少女にトラウマを植え付けたガブちゃんには怒っている。
それに、彼らは本当に一息つく暇もないのか!
まだ立ち直っている最中なのに、また襲撃されるのかよ!
勘弁してくれ!

“Bro these poor kids…. T_T”
なあ、この子たちがかわいそすぎる……。
T_T

“The most important piece of information from this episode is the name of little Higashi-Village girl whose mother was beheaded by Gabby-chan. Azami.”
今回のエピソードで一番重要な情報は、ガブちゃんに母親を首ちょんぱされた東村の小さな女の子の名前だ。
アザミ。

“I have bad news for Azami, her dad might be in danger too now, hopefully he wasn’t in the crowd of people who got cut by Ivan.”
アザミには悪い知らせがある。
彼女のお父さんも今、危ないかもしれない。
イワンに斬られた人たちの中にいなかったことを願うよ。

“Higashi Village really can’t catch a break, those kids are going to be seeing dismembered bodies all over again so soon after that first incident. I wonder why Shaman is still alive, but I guess Ivan needs him to leave unless he was watching where to go from Shaman’s POV. I am intrigued by if Dera noticed or not. It’s sad to learn the twins’ grandmother has been controlled by those daemons for years now, I really hope she can get freed soon, I can’t imagine the effect it’s going to have on her once she gets released from it.”
東村は本当に一息つく暇がない。
あの子供たちは最初の事件からこんなに間もないのに、またバラバラの死体を見ることになるんだろう。
祈祷師がなぜまだ生きているのか気になるけど、イワンは彼に道案内をさせる必要があったのかもしれない。
あるいは祈祷師の視点から行き先を見ていたのかも。
デラが気づいたのかどうかも気になる。
双子の祖母が何年もあのツガイたちに操られていたと知るのは悲しい。
早く解放されてほしいし、解放されたときに彼女へどんな影響が出るのか想像もつかない。

“Man, living in these villages suck, people keep getting slaughtered”
いや、この村々で暮らすの最悪だな。
人がずっと殺され続けている。

引用元:
Reddit

海外の反応、いかがでしたか?
今回はタヌキの能力に驚きと笑いが集まる一方で、東村の大人たちの本音や、ユルをめぐる各勢力の思惑に対して、かなり重い考察が多く寄せられていました。
とくに「この作品には善人なんていない。ただ違う目的を持った人間がいるだけだ」というコメントは、『黄泉のツガイ』という物語の複雑さをよく表していたように思います。
ここからは、海外コメントに含まれていた哲学的な視点を少し深掘りしていきます。

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哲学から見るアニメ『黄泉のツガイ』

「善悪ではなく立場がある」ニーチェの遠近法主義

“Also, now that it was said out loud, I sure hope we stop with the “bUt ThEy kIlLeD iNNoCeNt pEoPlE” type of posts. People better learn that there are no good guys here, just people with different agendas.”
それに、今回はっきり言われたんだから、もう「でも彼らは罪のない人たちを殺したんだぞ」みたいな投稿はやめてほしい。
この作品には善人なんていない。
ただ、それぞれ違う目的を持った人間たちがいるだけだって、そろそろ理解した方がいい。

このコメントは、ドイツの哲学者フリードリヒ・ニーチェが語った遠近法主義(パースペクティヴィズム)と深く重なります。
ニーチェは、世界には絶対的で固定された「真実」や「善悪」があるという考えに疑問を投げかけました。
人間が見ている世界は、それぞれの立場、欲望、力関係、目的によって異なる見え方をする。
つまり、何が正義で何が悪かは、誰の視点から見るかによって変わってしまうのです。
今回の『黄泉のツガイ』では、影森家にも東村にも、それぞれの理屈と守りたいものがあります。
しかし、その理屈は別の立場から見れば暴力であり、裏切りであり、殺意にもなってしまう。
「善人なんていない。ただ目的が違うだけ」という海外コメントは、まさにニーチェ的な視点から、この物語の倫理の曖昧さを突いています。
ユルがどちらか一方を単純な正義として信じることができないのは、この世界そのものが単純な善悪では動いていないからなのです。

「誰も信用できない世界」ホッブズの自然状態

“Yeah, so far the scale is ”two gangs beefing with each other” and neither side is good. Now we wait until Yuru finds out his own village wanted him dead. He’ll be his own faction because he can’t trust either side.”
そうだな。
今のところ規模としては「二つのギャングが揉めている」って感じで、どちらの側も善ではない。
あとはユルが、自分の村が自分の死を望んでいたと知るのを待つだけだ。
彼はどちらの陣営も信用できないから、自分自身の派閥になるだろう。

このコメントは、イギリスの哲学者トマス・ホッブズが『リヴァイアサン』で語った自然状態を思い起こさせます。
ホッブズは、共通の法や支配者が存在しない状態では、人間は互いに疑い合い、自分を守るために争うようになると考えました。
有名な表現で言えば、そこでは「万人の万人に対する闘争」が起こります。
今回の状況でユルは、影森家だけでなく、自分が生まれ育った村に対しても絶対的な信頼を置けなくなりつつあります。
守られていたはずの場所、帰るべき場所だったはずの共同体が、実は自分の命をめぐって別の思惑を抱いていた。
この事実は、ユルを共同体の外側へ押し出してしまう可能性があります。
どちらの陣営も信じられないなら、自分で自分を守るしかない。
海外コメントの「彼は自分自身の派閥になるだろう」という言葉は、まさにホッブズ的な自然状態の中で、個人が自己保存のために孤立し、戦わざるを得なくなる姿を示しています。

「それでもしてはいけないこと」カントの義務論

“The shaman’s and the villagers’ conversation at the end made it clear it was them who sent the bandits after Yuru. The villagers were trying to kill Yuru. If every adult was aware of it, Gabby’s massacre hits different, though it still doesn’t feel right killing the parents in front of their kids.”
最後の祈祷師と村人たちの会話で、ユルを襲わせるために山賊を差し向けたのが彼らだったことがはっきりした。
村人たちはユルを殺そうとしていたんだ。
もし大人全員がそれを知っていたなら、ガブちゃんの虐殺の見え方は変わってくる。
それでも、子供たちの目の前で親を殺すことが正しいとはやっぱり思えないけど。

このコメントには、ドイツの哲学者イマヌエル・カント義務論に通じる葛藤が表れています。
カントの倫理学では、行為の善悪は結果の良し悪しだけで決まるのではありません。
たとえある行為によって良い結果が生まれたとしても、その行為自体が人間を道具として扱ったり、普遍的な道徳法則に反したりするなら、それは道徳的に許されないと考えます。
東村の大人たちがユルを殺そうとしていたという事実を知れば、視聴者の感情は揺らぎます。
「彼らは完全な被害者ではなかったのかもしれない」と思えてしまうからです。
しかし、それでも子供たちの目の前で親を殺すことは許されるのか。
このコメントは、状況を知れば理解できる部分がありながらも、どうしても越えてはいけない一線があるという感覚を示しています。
その感覚こそが、結果よりも行為そのものの道徳性を重視するカント的な義務論の視点なのです。

まとめと感想

『黄泉のツガイ』第12話は、共同生活にケンが加わって少し賑やかになる一方で、ユルの祖母、祈祷師、そして東村をめぐる不穏な動きが一気に表面化する回でした。
海外の反応では、タヌキの能力に対する驚きと笑いがかなり目立っていましたが、それ以上に東村の状況を心配する声や、村人たちの会話から見えてきた倫理的な複雑さに注目する声が多かった印象です。
とくに、影森家も東村も単純な正義ではなく、それぞれの事情と目的で動いているという見方は、この作品の面白さそのものだと感じます。
ユルが今後、自分の故郷や周囲の大人たちの本当の思惑を知ったとき、どのような判断を下すのか。
そして、どの陣営にも完全には属せない存在として、彼がどんな道を選ぶのかが大きな見どころになりそうです。

それにしても、いつも私は右様と左様の表情を見るのが楽しみなのです。
今回は右様がエアコンの風に向かって口を開けているシーン。可愛かったです(笑)
引き続きこのブログでは第13話も海外の反応をお届けしますのでお楽しみに!

黄泉のツガイ 関連グッズ

©Hiromu Arakawa/SQUARE ENIX, Project TSUGAI


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