アニメ『株式会社マジルミエ 第2期』第2話「この怪異に退治方法はございませんの」
海外では赤坂いろはの魔法少女姿や、研究所で現れた新種怪異の不気味さ、そして魔力規制を巡る陰謀に多くの反応が集まっていました!
さっそくRedditを中心とした海外の反応を見て行きましょう。
後半では海外の反応から哲学的考察をしていきます。
ぜひ最後までお付き合いください!
アニメ『株式会社マジルミエ 第2期』第2話 海外の反応と哲学的考察|研究者タイプの魔法少女衣装‼神よ‼これは見た目が良すぎる‼
海外の反応まとめ【ネタバレあり】
衝撃・驚きの反応
“Okay what the hell happened to their fancy security system that keeps unauthorized magical girls out of the research sector. They’ve managed to break my suspension of disbelief with how incompetently RIMT is managed”
おい、無許可の魔法少女を研究エリアから締め出すはずの、あの立派なセキュリティシステムは一体どうなったんだ。
魔総研の管理があまりにも無能すぎて、さすがに没入感が壊されたわ。
“It’s your fucking lab, what are your employees doing listening to some rando without notifying you?!”
そこはお前らの研究所だろ。
なんで職員たちが、どこの誰とも分からない奴の言うことを、上に報告もせずに聞いてるんだよ!?
“That new kind of Kai with the mouths and all that was deeply unsettling…”
あの口がたくさんある新種の怪異、ものすごく不気味だった……。
“That was an interesting transformation scene, I didn’t think she’d have to authorize it in that way. I also like that a lab coat is part of her outfit.”
あの変身シーンは面白かった。
まさかあんな形で承認しなきゃいけないとは思わなかったよ。
白衣が衣装の一部になっているのも好きだ。
“Damn the animators must really love Iroha”
くそ、アニメーターたちはいろはのことが本当に大好きなんだろうな。
“I like Akasaka already, nerdy magical girls is quite the combination. Signing forms to transform is such wholly unique idea. Interesting lore on the kaii, and that new kaii is really nasty. Reminds me of the Gibbering Mouther from DND. Anyway, they better get that slime ball good, dude was not even trying to hide his interference.”
もう赤坂のことが好きになった。
オタク気質な魔法少女って、なかなか良い組み合わせだな。
変身するために書類へ署名するっていう発想も、完全に独特で面白い。
怪異に関する設定も興味深いし、あの新しい怪異は本当に気持ち悪い。
D&Dのギベリング・マウザーを思い出したよ。
とにかく、あのヌメヌメした野郎にはちゃんと報いを受けさせてほしい。
あいつ、自分が妨害してることを隠す気すらなかっただろ。
“Honestly I wanted Koshigaya/Manda to slug that idiot for what he did.”
正直、越谷か萬田に、あのバカをぶん殴ってほしかった。
あいつがやったことを考えたら当然だろ。
笑い・ユーモア系
“I mean, you are right, but have you considered the other side? Money.”
まあ、君の言うことは正しいよ。
でも反対側の事情も考えたことある?
金だよ。
“Can you please put yourself on the shoes of the billionaires for a moment? You’re hurting their bottom line /s”
ちょっとだけ億万長者たちの立場になって考えてくれないか?
君たちは彼らの利益を傷つけているんだぞ。
皮肉だけどな。
“Billionaires (and trillionaires) gotta billion (and trillion) after all. I hope this sleazy professor gets his just desserts. Ditto the head of AST.”
億万長者、いや兆万長者たちは、結局さらに金を積み上げなきゃいけないからな。
あの気持ち悪い教授には、ちゃんと相応の報いを受けてほしい。
アストのトップにも同じことを言いたい。
“Huh the bureaucracied the magical girl transformation.”
へえ、魔法少女の変身まで官僚化されてるじゃん。
“Can we kill Tsutsumi? Please? Feed it to the Kaii and all its mouths?”
堤を始末してもいい?
お願いだから。
あの怪異と、その大量の口に食わせようぜ。
“But as we learned, it wouldn’t even eat him in the first place. It is a Kaii, but it still has standards. On that note, I wonder if the solution is to add some kind of poison or remote technology to the magic so when it swallows that (as it would want to) then you can destroy it from the inside.”
でも今回分かった通り、あいつはそもそも堤を食べないんだよな。
怪異ではあるけど、それでも最低限の基準はあるらしい。
そう考えると、魔法に何か毒みたいなものや遠隔技術を仕込んで、怪異がそれを飲み込んだところを内側から破壊するのが解決策になるのかもしれない。
“So the run-down aesthetic wasn’t a disguise, it was just because the chief likes what the entrance looks like?”
つまり、あのボロボロの見た目はカモフラージュじゃなくて、所長があの入口の見た目を気に入ってるだけだったのか?
深い考察系
“Ah yes, the best way to help magic adapt: Sabotage the mission meant to encourage everyone to adopt a highly-adaptive system, in the process endangering dozens of people’s lives and potentially unleashing an unstoppable Kaii onto humanity, all so the people who want to profit off of magic can line their own pockets.”
ああ、そうだな。
魔法を適応させる最高の方法はこれだ。
みんなに高い適応性を持つシステムを導入させるための任務を妨害し、その過程で何十人もの命を危険にさらし、止められない怪異を人類に解き放つ可能性まで作る。
すべては、魔法で儲けたい連中が自分たちの懐を肥やすために。
“I’m loving the lore that Kaii used to basically be small scale disasters that young magical girls would take care of until they started using magic (or at least got more control over it) and Kaii evolved into more proactive threats!”
怪異が昔は基本的に小規模な災害みたいなもので、若い魔法少女たちが対処していたという設定がすごく好きだ。
でも人間が魔法を使い始めた、あるいは少なくとも魔法をより制御できるようになったことで、怪異もより能動的な脅威へ進化していったんだな。
“MAGICAL GIRL LORE! The original Magical Girls were miko dealing with incorporeal Kaii, but as the world evolved, so too did Kaii until we see the physical versions being battled now. And now they’re mutating even more.”
魔法少女の設定きた!
元々の魔法少女は、実体のない怪異に対処する巫女だった。
でも世界が発展するにつれて怪異も進化し、今では実体を持った怪異と戦うようになっている。
そして今、怪異はさらに変異しようとしているんだ。
“Much more complicated plot than last season where they mainly just killed monsters but now they are dealing with a wide ranging conspiracy to deregulate magic to help a bunch of businesses and create more monsters to get them more work, like if the fire dept started fires to give themselves more to put out. That class C monster is freaky though and I wonder if the lady from AST actually can kill it.”
前シーズンは基本的に怪物を倒す話だったけど、今シーズンはずっと複雑な筋書きになってる。
今は、魔法の規制緩和を進めて企業を儲けさせるために、さらに怪物を生み出して仕事を増やすという、大規模な陰謀に向き合っているんだ。
消防署が自分たちで火事を起こして、それを消す仕事を増やしているようなものだよ。
それにしても、あのC級の怪物は気味が悪い。
アストのあの女性が本当に倒せるのか気になる。
“Honestly the way they also talked about Kaii having a “purpose” makes me wonder if it at some point they’ll evolve into a humanoid, sentient, form.”
正直、怪異に「目的」があるみたいに語られていたのを見ると、いつか人間型で知性を持つ形に進化するんじゃないかと思ってしまう。
“I have the feeling that AST’s attempt to destroy this thing is either going to prove ineffective or, more likely, just make things even worse.”
アストがこれを破壊しようとしても、効果がないことが証明されるか、もっと可能性が高いのは、状況をさらに悪化させるだけだと思う。
“I feel like what he’s done has got to constitute a crime or corporate sabotage .”
あいつがやったことは、犯罪か企業妨害に当たるはずだと思う。
感動・共感系
“The scientist magical girl outfit might just be my favourite. It’s been a while so I can’t remember many from last season, but GOD does it look good!”
研究者タイプの魔法少女衣装、もしかすると一番好きかもしれない。
前シーズンから少し時間が空いたから、他の衣装はあまり覚えていないけど、神よ、これは本当に見た目が良すぎる!
“The episode they got their brooms upgraded was a lot more focused on Kana getting a brand new broom with 6 double-sized manuals, so I assumed that Koshigaya’s broom just got some upgrades that leant more into how she liked to fly. So I love that Ginji went the extra mile for her too and gave her a broom that really lets her go as she likes, from transforming into boosters for her feet to transforming into a sword that lets her take Kaii on more directly!”
ホーキがアップグレードされた回では、カナが特大マニュアル6冊付きの新品ホーキをもらうことにかなり焦点が当たっていた。
だから越谷のホーキは、彼女の飛び方に合わせた改良が少し入ったくらいだと思っていたんだ。
でも銀次が彼女のためにもさらに一歩踏み込んで、足用のブースターに変形したり、怪異に直接挑める剣に変形したりする、思い切り好きに暴れられるホーキを用意してくれていたのが最高だった。
“The story’s getting a lot more interesting… but I’ve just got to say it, holy sakuga. The animation direction in this episode was simply phenomenal. The lighting was fantastic as well.”
物語がかなり面白くなってきた……。
でもこれだけは言わせてくれ、作画が神がかってた。
このエピソードのアニメーション演出は本当に驚異的だった。
ライティングも素晴らしかったよ。
“Gotta love another magical adult woman. And the researcher lab coat vibe makes it even better. I was waiting for the old man to shut glasses dude down hard. It’s one thing to have a experimental test result go your way, but it’s entirely another for that to happen while your daughter is in the room that the backroom manipulations just made quite a bit more dangerous. Regardless of whether or not you and your daughter are talking to each other at the moment.”
また新しい大人の魔法少女が出てきたのは最高だ。
しかも研究者の白衣っぽい雰囲気がさらに良くしている。
あの老人がメガネ男をきっちり黙らせるのを待っていたよ。
実験結果が自分の望む方向に進むこと自体は一つの話だ。
でも、裏工作のせいで危険度がかなり上がった部屋の中に自分の娘がいる状態でそれが起きるのは、まったく別の話だろ。
今、娘と話しているかどうかなんて関係ない。
“I like the way Iroha’s magic works as it’s different to what we have seen so far, her costume is pretty cool too. AST is doing their political crap behinds the scenes as usual. Looking forward to seeing Mei again, she is mostly a puppet at times but her powers are awesome.”
いろはの魔法の仕組みが、これまで見てきたものと違っていて好きだ。
衣装もかなり格好いい。
アストはいつも通り、裏で政治的なくだらないことをやっているな。
メイにまた会えるのが楽しみだ。
彼女は時々ほとんど操り人形みたいだけど、能力は本当にすごい。
“Yeah, they went absolutely ham on her transformation sequence and her demonstrating the Kaii’s characteristics.”
うん、彼女の変身シーンと、怪異の特性を実演する場面には本気で力を入れていたな。
“If you had your doubts about the RIMT entrance, you’re not alone! Iroha Akasaka also complained about it and she has the numbers to back up her issues! But she’s also not only the vice-chief of RIMT but their own personal Magical Girl!”
魔総研の入口に疑問を持っていたなら、君だけじゃない!
赤坂いろはもそれについて文句を言っていたし、しかもその問題を裏付ける数字まで持っていた!
でも彼女は魔総研の副所長であるだけでなく、彼ら専属の魔法少女でもあるんだ!
引用元:
Reddit
海外の反応、いかがでしたか?
赤坂いろはの変身シーンや白衣を取り入れた魔法少女衣装には、かなり好意的な声が集まっていました。
一方で、魔総研の管理体制や堤の妨害行為に対しては、強いツッコミや怒りのコメントが多く見られました。
怪異が「目的」を持ち、人間社会の変化に合わせて進化していくという設定にも、海外ファンはかなり食いついていましたね。
今回は、魔法を巡る利益、倫理、そして怪異の進化というテーマを少し深掘りしてみましょう。

哲学から見るアニメ『株式会社マジルミエ 第2期』
「利益のために人を手段にする社会」カントの義務論
“Ah yes, the best way to help magic adapt: Sabotage the mission meant to encourage everyone to adopt a highly-adaptive system, in the process endangering dozens of people’s lives and potentially unleashing an unstoppable Kaii onto humanity, all so the people who want to profit off of magic can line their own pockets.”
ああ、そうだな。
魔法を適応させる最高の方法はこれだ。
みんなに高い適応性を持つシステムを導入させるための任務を妨害し、その過程で何十人もの命を危険にさらし、止められない怪異を人類に解き放つ可能性まで作る。
すべては、魔法で儲けたい連中が自分たちの懐を肥やすために。
このコメントは、ドイツの哲学者イマヌエル・カントが唱えた「義務論」、特に「定言命法」と深く関わっています。
カントは、人間を単なる手段として扱ってはならず、常に目的そのものとして尊重しなければならないと考えました。
つまり、誰かの利益や組織の都合のために、他者の命や安全を道具のように利用することは、道徳的に許されないということです。
今回のエピソードでは、魔法の規制や企業利益を巡る思惑の中で、現場の人間や市民の安全が後回しにされているように見えます。
コメントが怒っているのも、単に作戦が失敗したからではありません。
人々の命が、権力者や企業の利益を達成するための「材料」として扱われていることへの怒りなのです。
これはまさに、カントが拒否した「人間を手段としてのみ扱う」態度そのものです。
魔法少女が人々を守る職業であるなら、その根底には安全と尊厳を守る義務があるはずです。
しかし、魔法が産業となり、規制緩和や利益拡大の論理に飲み込まれたとき、その義務は簡単に見失われてしまう。
『株式会社マジルミエ』が描いているのは、魔法少女という華やかな存在の裏側にある、かなり現実的な倫理の問題なのです。
「災害さえ仕事に変える資本の論理」マルクスの資本批判
“Much more complicated plot than last season where they mainly just killed monsters but now they are dealing with a wide ranging conspiracy to deregulate magic to help a bunch of businesses and create more monsters to get them more work, like if the fire dept started fires to give themselves more to put out.”
前シーズンは基本的に怪物を倒す話だったけど、今シーズンはずっと複雑な筋書きになってる。
今は、魔法の規制緩和を進めて企業を儲けさせるために、さらに怪物を生み出して仕事を増やすという、大規模な陰謀に向き合っているんだ。
消防署が自分たちで火事を起こして、それを消す仕事を増やしているようなものだよ。
このコメントは、カール・マルクスの資本主義批判とよく重なります。
マルクスは、資本主義社会では本来人間の生活を支えるはずの労働や技術が、資本を増やすための仕組みに従属していくと考えました。
重要なのは、人々の幸福や安全ではなく、利益が増えるかどうかになってしまうということです。
このコメントが例えている「消防署が自分たちで火事を起こす」という状況は、かなり皮肉が効いています。
怪異退治は本来、人々を守るための仕事です。
しかし、もし怪異が増えるほど企業の仕事が増え、規制緩和によってさらに利益が生まれるなら、災害そのものがビジネスチャンスになってしまいます。
これは、社会の安全という目的が、資本の自己増殖に飲み込まれていく構図です。
マルクス的に言えば、人間を守るための制度や技術が、人間から切り離され、逆に人間を支配する力として立ち現れている状態です。
『株式会社マジルミエ』の面白さは、魔法少女を「職業」として描くだけでなく、その職業が産業化されたときに生まれる矛盾まで描いているところにあります。
怪異退治が善意だけでは動かない仕事である以上、そこには必ず金、制度、権力が入り込む。
今回の海外コメントは、その生々しさをかなり鋭く見抜いていました。
「怪異は何を目指して進化するのか」アリストテレスの目的論
“Honestly the way they also talked about Kaii having a “purpose” makes me wonder if it at some point they’ll evolve into a humanoid, sentient, form.”
正直、怪異に「目的」があるみたいに語られていたのを見ると、いつか人間型で知性を持つ形に進化するんじゃないかと思ってしまう。
このコメントは、古代ギリシアの哲学者アリストテレスの「目的論」と結びつけて考えることができます。
アリストテレスは、自然の中にあるものは偶然に変化しているだけではなく、それぞれが本来向かうべき「目的」を持っていると考えました。
この目的はギリシア語でテロスと呼ばれます。
たとえば、種が木へと成長するように、物事にはそれ自体が実現しようとする形がある、という見方です。
今回の怪異は、ただ現れて暴れるだけの存在ではなく、何かしらの性質や目的を持つものとして描かれていました。
そのため海外ファンは、怪異がさらに進化し、やがて人間型や知性を持つ存在になるのではないかと想像しています。
これは、怪異を単なる「倒すべき敵」と見るのではなく、変化し続ける生命的な存在として捉える視点です。
アリストテレスの目的論で考えるなら、怪異の変異は偶然の異常ではなく、怪異自身が何らかの完成形へ向かっている過程なのかもしれません。
もちろん、その目的が人類にとって善いものとは限りません。
だからこそ、怪異が「何のために存在しているのか」という問いは、物語の恐怖をさらに深めています。
魔法少女たちは怪異を退治するだけでなく、怪異という存在の意味そのものと向き合う段階に入っているのかもしれません。
まとめと感想
株式会社マジルミエ 第2期 第2話は、新種怪異の不気味さと、魔法を巡る社会的な陰謀が一気に前面へ出てきた回でした。
赤坂いろはの登場はかなり印象的で、白衣と魔法少女衣装を組み合わせたデザインや、書類手続き込みの変身シーンには海外ファンからも好評の声が多くありました。
一方で、魔総研のセキュリティや堤の妨害行為にはツッコミが集中しており、現場の安全よりも政治や利益が優先されているように見える構図に、かなり強い怒りも向けられていました。
怪異がただのモンスターではなく、世界や魔法の発展に合わせて進化していく存在として語られたことで、物語のスケールも一段階広がった印象です。
カナや越谷仁美たちマジルミエの実力が、単なる戦闘力ではなく、変化し続ける状況にどう対応できるかという形で試されていくのも面白いところですね。
個人的に…あのキモい怪異とどうやって戦うんだろう?
次回が楽しみだなー✨ 魔総研のおねいさん、カッコよかったですねー💓
マジルミエ見てるとほんと癒されるー🐥 次回も楽しみっ!
引き続きこのブログでは株式会社マジルミエ 第2期 第3話も海外の反応をお届けしますのでお楽しみに!
株式会社マジルミエ 関連グッズ
©岩田雪花・青木裕/集英社・マジルミエ製作委員会


