今回は「1970年代から1980年代のアニメで観て楽しめたものは?」という海外スレッドから、昔のアニメについての反応をまとめました。
海外では「古い手描き作品には魂がある気がする」「今のアニメも良いけれど、昔のアニメは特別に感じる」など、今回も様々な意見がありました!
さっそくRedditを中心とした海外の反応を見て行きましょう。
後半では海外の反応から哲学的考察をしていきます。
ぜひ最後までお付き合いください!
1970年代から1980年代のアニメ 海外の反応と哲学的考察|古い作品には魂みたいなものがあった
海外の反応まとめ【作品名・内容への言及あり】
初見・衝撃の反応
“Tetsuro, who is like 8 years old, has his mother murdered right in front of him, then goes on a murderous rampage gunning down a bunch of people.”
鉄郎って、たしか8歳くらいなのに、目の前で母親を殺されるんだよな。
それから怒り狂って銃を撃ちまくり、大勢の人間を倒していくんだ。
“Ah Galaxy Express 999 was the first anime i watched…as a 8-year-old am sure if an adult had seen the first episode then I would have never been allowed to watch it lol”
ああ、『銀河鉄道999』は自分が初めて観たアニメだった。
8歳の頃だったけど、もし大人が第1話を見ていたら、絶対に観るのを許してもらえなかったと思う(笑)
“Just watched Gunbuster, it was so fuckin good. The ending is legitimately incredible, I cant believe a series can write an ending that goes that hard in only six episodes”
『トップをねらえ!』を観たばかりなんだけど、めちゃくちゃ良かった。
あのエンディングは本当に信じられないくらいすごい。
たった6話のシリーズで、あそこまで強烈な終わり方を書けるなんて信じられない。
“Then when it finished and we didn’t know if Goku lived or died was I think the first time I truly experienced anxiety!”
それが終わって、悟空が生きているのか死んでいるのか分からなかったとき、自分は初めて本当の不安というものを経験した気がする!
“I wouldnt say better than new gen but that one episode of bubblegum crisis where the guy turns his racing car into a tank with a jet turbin to get revenge on a biker gang and the police couldnt stop him was just epic.”
新世代の作品より良いとまでは言わない。
でも『バブルガムクライシス』で、男がバイカーギャングに復讐するためにレーシングカーをジェットタービン付きの戦車に改造して、警察にも止められなかったあのエピソードは本当に最高だった。
“Akira is both relatable and a head trip and my first taste into both body horror and post apocalyptic fiction.”
『AKIRA』は共感できる作品であると同時に、頭がぐらぐらするような作品でもあった。
自分にとって、ボディホラーとポストアポカリプスものの両方に初めて触れた作品だった。
“Vampire Hunter D- The first anime I ever saw. The first naked woman on film, and the first time I saw cartoon gore.”
『吸血鬼ハンターD』。
自分が初めて観たアニメだった。
映画で初めて裸の女性を見た作品でもあり、アニメで流血表現を初めて見た作品でもあった。
名シーン・キャラクターへの反応
“Char is my favorite character because of his complex personality and flaws”
シャアは自分の一番好きなキャラクターだ。
複雑な人格と欠点を持っているところが理由だね。
“Doraemon :□ Every girl wish their purse is like the pocket of Doraemon 😅”
『ドラえもん』。
女の子はみんな、自分のバッグがドラえもんのポケットみたいだったらいいのにって思ってるよね(笑)
“The 💩 emoji is inspired from one of the character in this anime. And the character IS actually a 💩”
あの💩絵文字は、このアニメのあるキャラクターから着想を得ているんだ。
しかも、そのキャラクターは本当に💩なんだよ。
“That Frieza arc was FIRE when that was airing when I was a kid! I was glued to the TV every episode and then when goku when super Saiyan 🤯was just indescribable!”
子どもの頃に放送されていたフリーザ編はマジで燃えた!
毎話テレビに釘付けだった。
そして悟空がスーパーサイヤ人になった瞬間は、もう言葉では表せない衝撃だった!
“Ranma 1/2 is from the late 80’s and it’s still super fun to watch. Most of the gags hold up really well… the slow burn romance and the love polygon between the cast is something that wouldn’t feel out of place in a modern romcom.”
『らんま1/2』は80年代後半の作品だけど、今観てもすごく楽しい。
ギャグの大半は今でもかなり通用すると思う。
じわじわ進む恋愛や、キャスト同士の多角関係も、現代のラブコメにあっても違和感がないと思う。
“I’m watching Dragon Ball. While I’m getting kinda tired of Master Roshi’s CONSTANT horniness, I’m genuinely enjoying the show”
今『ドラゴンボール』を観ている。
亀仙人が常にスケベなのにはちょっと疲れてきたけど、作品自体は本当に楽しんでいるよ。
“The 83 Golgo 13 film is so fucking cool. Osamu Dezaki is such a unique director. The only poorly aged thing in the film is a goofy ass way too ahead of its time CGI helicopter scene”
83年の『ゴルゴ13』映画はめちゃくちゃかっこいい。
出崎統は本当に唯一無二の監督だ。
この映画で唯一時代を感じるのは、あまりにも時代を先取りしすぎた、ちょっと間抜けに見えるCGヘリのシーンくらいだね。
海外評価・文化的影響の反応
“When first time air on TV (in Japan and Asia), it has lots of female audience because while the anime is about space / action, it also focus a lot on relationship and character development.”
初めてテレビで放送されたとき、日本やアジアでは女性の視聴者も多かった。
そのアニメは宇宙やアクションを描いているけれど、人間関係やキャラクターの成長にもかなり焦点を当てていたからだと思う。
“Doraemon, and Dr. Slump are very popular in both genders of audience. Their story is not trend to female or male.”
『ドラえもん』と『Dr.スランプ』は、男女どちらの視聴者にもとても人気がある。
それらの物語は、女性向けとか男性向けとかに偏っていないんだ。
“Surprised it hasn’t been brought up but rose of Versailles got into it by hearing it was a berserk influence and it was sometimes too mello dramatic and the tone shifts were a bit jarring but all in all a solid 8/10”
まだ話題に出ていないことに驚いたけど、『ベルサイユのばら』だね。
『ベルセルク』に影響を与えたと聞いて観始めた。
時々かなりメロドラマ的すぎたり、トーンの変化が少しぎこちなく感じることもあったけど、全体としてはしっかり8点の作品だった。
“Legend of the Galactic Heroes is 100% better than 90% that comes out every year.”
『銀河英雄伝説』は、毎年出てくる作品の90%より間違いなく優れている。
“I don’t think older anime are inherently better than newer anime, but (contrary to popular belief) many arguably hold up better.”
古いアニメが新しいアニメより本質的に優れているとは思わない。
でも、一般的な思い込みとは逆に、今でも通用する作品はかなり多いと思う。
“There was certainly something lost with the economic crash in the 90s and the rise of digital, and while its replacement isn’t half bad… it’s just different and I wish more people were willing to give these old titles some love.”
90年代の経済崩壊とデジタル化の台頭によって、確かに失われたものはあった。
その代わりに生まれたものも決して悪くはない。
でも、やっぱりそれは別物なんだ。
もっと多くの人が、こうした古い作品にも愛情を向けてくれたらいいのにと思う。
“When I was a kid way back star blazers and battle of the planets were my favorite cartoons in America. I did not know they were anime back then.”
ずっと昔、子どもの頃の自分にとって、アメリカでは『※① スターブレイザーズ』と『※② バトル・オブ・ザ・プラネッツ』がお気に入りのアニメ番組だった。
当時はそれが日本のアニメだなんて知らなかったんだ。
※①:スターブレイザーズは、日本のアニメ『宇宙戦艦ヤマト』の北米ローカライズ版のタイトル
※②:バトル・オブ・ザ・プラネッツは、日本のアニメ『科学忍者隊ガッチャマン』が1970年代後半にアメリカで放送される際、大幅な再編集とローカライズ(設定変更)が施されて誕生したSFアニメ作品
深い考察・哲学的な反応
“The main downside is the one gag per week formula that results in a very slow character development, but that’s how shows back in the day were written.”
主な欠点は、週に1つのギャグを積み重ねていく形式のせいで、キャラクターの成長がとても遅くなることだと思う。
でも、当時の番組はそういうふうに作られていたんだ。
“but were they “better”? i dont think so, no. animation was a hugely mixed bag back then. not like there isnt terrible animation today but the difference between good and bad greatly diminished with the decades.”
でも、それらは「より良かった」のか?
自分はそうは思わない。
当時のアニメーションは、本当に出来の差が大きかった。
今でもひどい作画がないわけじゃないけど、良いものと悪いものの差は、何十年もかけてかなり小さくなったと思う。
“it was also just a different era. different doesnt mean better or worse, it’s just different. anime started in what, the 50s with astroboy and stuff like that? by the 70s only 20 years had passed, there were no set in stone standards yet, artists were trying stuff, see what stuck.”
それに、あれは単に別の時代だったんだ。
違うということは、良いとか悪いとかいう意味じゃない。
ただ違うだけなんだ。
アニメって、たしか50年代の『鉄腕アトム』みたいな作品から始まったんだよな?
70年代の時点では、まだ20年くらいしか経っていなかった。
確立された基準なんてまだなくて、作り手たちは何が定着するのかを試しながら色々やっていたんだ。
“what im saying is it probably looks worse at face value, and the animation is definitely less fluid and consistent than any modern series but when you take context into account i dont think you could say they are ‘worse’.”
つまり、表面的に見ればたぶん劣って見えるし、アニメーションも現代のどんなシリーズより滑らかさや安定感に欠けているのは確かだ。
でも、その時代背景を考慮すれば、それらを「悪い」とは言えないと思う。
“In generality, no era is better or worse than another, in all eras 90% of everything is mediocre. The peaks of every era are essentially the same.”
一般的に言えば、どの時代が他の時代より良いとか悪いとかはない。
どの時代でも、あらゆるものの90%は凡庸なんだ。
そして、どの時代の頂点も本質的には同じだと思う。
“Ok, 80’s anime had a flavor that today’s doesn’t even match.”
まあ、80年代アニメには、今の作品では到底出せない独自の味があったよ。
“While its CG is EXTREMELY dated, Golgo 13: The Professional has god tier aesthetics and other shows like the original Macross, Kimagure Orange Road, and Urusei Yatsura are also up there in terms of just pure mastery over the screen.”
CGはものすごく古く感じるけど、『ゴルゴ13 The Professional』の美学は神がかっている。
それに初代『マクロス』、『きまぐれオレンジ☆ロード』、『うる星やつら』みたいな作品も、画面を支配する力という点ではかなり高いところにある。
感動・共感・人生に残った反応
“Ghibli Movies. They give me nostalgia,the animation style,how they capture childhood wonders and the wholesome storylines elevates it even more.”
ジブリ映画。
郷愁にも似た懐かしさを感じさせてくれる。
あのアニメーションのスタイル、子ども時代の不思議な感覚の捉え方、そして心温まるストーリーが、それをさらに高めている。
“Candy Candy and Attack No.1 are my 2 favorite shows from that time, it’s just something about older animes that has the nostalgic and amazing feel to it that newer gen anime don’t have in my opinion”
『キャンディ・キャンディ』と『アタックNo.1』は、その時代の作品の中で自分の大好きな2作品だ。
古いアニメには、最近の世代のアニメにはない、懐かしくて素晴らしい感覚があるんだと思う。
“There’s just something about older animes that I like, the style and animation really stand out during the time period, including the music.”
古いアニメには、自分が惹かれる何かがある。
その時代のスタイルやアニメーションは本当に際立っているし、音楽も含めて印象的なんだ。
“I have fond memories of watching Robotech (Macross) with my mom when I was a kid since she and my uncle were big fans of the show when they were kids.”
子どもの頃、母と一緒に『ロボテック(マクロス)』を観たことが良い思い出として残っている。
母と叔父は、子どもの頃からその番組の大ファンだったんだ。
“Yeah, anime back then just felt like it had a lot of love put into it. Anime now is really good, but older animes just hit differently.”
うん、当時のアニメは本当にたくさんの愛情が込められていたように感じる。
今のアニメもすごく良い。
でも、古いアニメはただただ特別に感じるんだ。
“For me, visually speaking, older hand drawn stuff had more uh…soul I guess. I dunno how to describe it but they stuck in my head way more than modern styles. Enjoyed them far more.”
自分にとっては、視覚的に言えば、古い手描き作品にはもっと、ええと……魂みたいなものがあったと思う。
どう説明すればいいか分からないけど、現代的なスタイルよりもずっと強く頭に残っている。
自分はそっちの方をずっと楽しめた。
“Grave of the Fireflies had me crying so hard both then and now.”
『火垂るの墓』には、当時も今もめちゃくちゃ泣かされた。
引用元:
Reddit
海外の反応、いかがでしたか?
今回のコメントでは、1970年代から1980年代のアニメに対して、単なる懐かしさだけではない強い愛着が語られていました。
昔のアニメは、今の作品と比べると作画の安定感や滑らかさでは劣って見えることもあります。
しかし、その一方で海外ファンは、セル画や手描きの線、当時の音楽、画面作り、そして作品ごとに違う荒々しい個性に「魂」や「独自の味わい」を感じ取っていました。
この「古い手描き作品に宿る魂」とは、一体何なのでしょうか。
今回はその感覚を、ヴァルター・ベンヤミンの哲学から少し深掘りしていきます。

哲学から見る1970年代から1980年代のアニメ
「手描き作品に宿る魂」ヴァルター・ベンヤミンのアウラ
“For me, visually speaking, older hand drawn stuff had more uh…soul I guess. I dunno how to describe it but they stuck in my head way more than modern styles. Enjoyed them far more.”
自分にとっては、視覚的に言えば、古い手描き作品にはもっと、ええと……魂みたいなものがあったと思う。
どう説明すればいいか分からないけど、現代的なスタイルよりもずっと強く頭に残っている。
自分はそっちの方をずっと楽しめた。
このコメントにある「魂みたいなもの」という感覚は、ドイツの思想家ヴァルター・ベンヤミンが語った「アウラ」という概念と結びつけることができます。
ベンヤミンは『複製技術時代の芸術作品』の中で、芸術作品には本来、その場にしか存在しない一回性や独自の気配があると考えました。
それが「アウラ」です。
現代のデジタル技術は、アニメーションをより滑らかに、より安定して、より高品質に作ることを可能にしました。
作画の乱れは少なくなり、色彩も均一になり、画面全体の完成度は非常に高くなっています。
しかし、海外ファンが70年代や80年代のアニメに感じているのは、その完成度とは別のものです。
セル画の線の揺らぎ、背景の筆跡、撮影時の光のにじみ、キャラクターの動きの癖、時には作画の不安定ささえも含めて、そこには人の手が直接触れていたという痕跡があります。
それは完璧ではないからこそ、かえって記憶に残るのかもしれません。
手描きアニメに宿る「魂」とは、単に昔を懐かしむ気持ちだけではありません。
そこには、画面の向こう側にある制作者の物理的な労働、息遣い、時代の空気、そしてその時にしか生まれなかった表現の偶然性が含まれています。
現代アニメが洗練され、均質で美しくなったからこそ、昔のアニメにある不均一な線や荒々しい演出が、逆に強い個性として浮かび上がるのです。
海外ファンが「今の作品では出せない 独自の味わい がある」と語るとき、それは技術的な優劣ではなく、作品から立ちのぼる一回限りの気配を感じ取っているのだと思います。
ベンヤミンの言うアウラは、まさにその「二度と同じ形では再現できない存在感」を説明するための言葉として、古いアニメを語るうえでとても相性が良い概念です。
「違う時代を同じ物差しで測れるのか」トーマス・クーンのパラダイムシフト
“it was also just a different era. different doesnt mean better or worse, it’s just different. anime started in what, the 50s with astroboy and stuff like that? by the 70s only 20 years had passed, there were no set in stone standards yet, artists were trying stuff, see what stuck.”
それに、あれは単に別の時代だったんだ。
違うということは、良いとか悪いとかいう意味じゃない。
ただ違うだけなんだ。
アニメって、たしか50年代の『鉄腕アトム』みたいな作品から始まったんだよな?
70年代の時点では、まだ20年くらいしか経っていなかった。
確立された基準なんてまだなくて、作り手たちは何が定着するのかを試しながら色々やっていたんだ。
別の哲学者なら、この問題をトーマス・クーンの「パラダイムシフト」から見ることもできます。
クーンは、科学の世界では時代ごとに物事を見る枠組み、つまりパラダイムが存在すると考えました。
ある時代の基準で当然だったものが、別の時代には通用しないことがあります。
70年代や80年代のアニメも同じです。
当時はまだテレビアニメや劇場アニメの表現方法が模索されている時代であり、今のような作画の安定性やテンポ感、ジャンルの文法が完全に固まっていたわけではありません。
だからこそ、現代の「滑らかで整ったアニメ」という基準だけで過去の作品を裁くと、当時の実験性や熱量を見落としてしまいます。
海外コメントの「違うということは、良いとか悪いとかではない」という言葉は、まさに異なるパラダイム同士を単純な優劣で比べることへの警戒なのだと思います。
「均質化された完成度と、荒々しい異物感」アドルノの文化産業論
“In generality, no era is better or worse than another, in all eras 90% of everything is mediocre. The peaks of every era are essentially the same.”
一般的に言えば、どの時代が他の時代より良いとか悪いとかはない。
どの時代でも、あらゆるものの90%は凡庸なんだ。
そして、どの時代の頂点も本質的には同じだと思う。
さらに、テオドール・アドルノの「文化産業」という考え方から見ると、古いアニメの魅力は別の角度から見えてきます。
アドルノは、大衆文化が産業化されることで、作品が効率よく消費される商品として規格化されていくことを批判しました。
現代のアニメ産業は非常に洗練され、視聴者が求める展開や作画、キャラクター性を高い水準で提供できるようになっています。
それは素晴らしい進歩である一方で、作品同士の手触りが似て見えることもあります。
70年代や80年代のアニメは、産業としては今ほど整っていなかったからこそ、作り手の個性や時代のノイズがそのまま画面に混入していました。
出崎統の画面作り、初代『マクロス』の熱量、『うる星やつら』の奔放さ、『AKIRA』の異様な密度。
そうした作品には、規格化される前の荒々しい異物感があります。
海外ファンが「今のアニメにはない味」と感じるものは、完成度の高さとは別の、産業に完全には吸収されきらない個の強さなのかもしれません。
まとめと感想
1970年代から1980年代のアニメについての海外反応では、懐かしさや思い出だけでなく、古い作品が持つ独特の存在感に対する深い愛情が感じられました。
『銀河鉄道999』や『ドラゴンボール』のように子ども時代の衝撃として語られる作品もあれば、『AKIRA』や『ゴルゴ13』のように映像表現そのものの強烈さで語られる作品もありました。
また、『ドラえもん』や『Dr.スランプ』、『ベルサイユのばら』、『マクロス』のように、国や世代を超えて記憶に残っている作品も多く挙げられていました。
今のアニメは技術的にとても洗練され、安定した高品質な作品が数多く生まれています。
しかし、古い手描きアニメには、今とは違う形の強さがあります。
それは線の揺らぎであり、セル画の質感であり、画面からにじみ出る作り手の試行錯誤であり、その時代にしか生まれなかった空気です。
海外ファンが「魂」や「独自の味わい」という言葉で語っていたものは、まさにベンヤミンの言うアウラに近いものなのかもしれません。
古いアニメは、単に昔の作品だから特別なのではありません。
その時代の手仕事と情熱が画面の中に残っているからこそ、何十年経っても誰かの記憶に深く残り続けているのだと思います。
個人的にはやっぱり「ドラえもん」です!
毎回、今日はどんな道具なんだろうとワクワクしていたのを覚えています。
アリのように土の中に部屋を作れる道具とか、雲を固められるスプレーの道具とか好きでした。
なんでも倍で増えていく(バイバインだったかな?)道具でどら焼きがどんどん増えて、最後には町中がどら焼きで埋まりそうになって宇宙に飛ばしたと思うんだけど、子供心に、私はそのうちどら焼きに押しつぶされてしまうんだ!どうしよう!って真剣に怖がっていたのを覚えています(笑)
ドラえもんがいてくれたおかげで、創造力豊かな子になった気がするのです(妄想好きのまちがいかも?w)
こうやって昔のアニメを思い出すのは日本人だけかと思っていたら、意外と海外の方も同じように思っていたのが印象的でした。
昔のアニメがあって今のアニメがある。
どちらも宝ですね!
未来のアニメはどんな風になっているのだろうなー٩(ᵒ ᗜ ᵒ)و

