『Re:ゼロから始める異世界生活』4th season 第70話。
サブタイトルは「白い星空のアステリズム」。
今回はプレアデス監視塔、シャウラ、フリューゲル、そしてスバルの星に関する知識が一気に絡み合う、考察好きにはたまらない回となりました。
海外でも「天文学設定がすごい」「シャウラが可愛すぎる」「スバルの知識量に驚いた」といった声が多数。
一方で、シャウラが黙り込むだけで場の空気が凍るような緊張感にも、多くの視聴者が反応していました。
さっそく、Redditを中心とした海外の反応を一気にご紹介します!
そして後半では、哲学的に面白いコメントをじっくり深掘りしていきます。
ぜひ最後までお付き合いください!
アニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』4th season 第70話 海外の反応|シャウラの正体と星の謎に海外勢大興奮!
海外の反応まとめ【ネタバレあり】
衝撃・驚きの反応
“IT’S A SCORPIONTAIL!”
サソリの尻尾だ!
“WTF you’re telling me that’s how Shaula shoots with Hell’s Snipe?? And here I thought she was just being cute in the OP. Now I wanna know what things the guy with the chopsticks can do.”
なんてことだ、シャウラはああやってヘルズ・スナイプを撃つのかよ!?
OPではただ可愛いだけだと思ってたのに。
箸を持っている奴が何をやらかすのか、今から気になって仕方ない。
“Holy astronomy lore”
とんでもない天文学の知識設定だ。
“Julius’s the only one shocked that his inital perception of Reid doesn’t match up with Shaula’s experiences lmao”
自分が最初に抱いていたレイドのイメージが、シャウラの経験談とまったく違っていてショックを受けているのはユリウスだけだ(笑)。
“Having the ED play so early from the end is such a troll fucking move, got so disappointed when the episode was already finishing up.”
終わりからあんなに早くEDを流すなんて、本当に意地悪な演出だ。
エピソードがもう終わってしまうのかと思って、すごくがっかりしたよ。
“That said crazy amount of tension whenever Shaula goes quiet, if she ever finds out Subaru’s lying the whole groups fucked.”
それにしても、シャウラが黙り込むたびにものすごい緊張感がある。
もしスバルが嘘をついているとバレたら、グループ全員終わりだぞ。
“For a dude who loved to skip school Subaru is really damn smart .”
学校をサボるのが好きだった奴にしては、スバルは本当にめちゃくちゃ頭がいいな。
“Julius just found out that one of his goats was washed, it’s so over”
ユリウスは、自分の史上最高の英雄の一人が実は終わっていた奴だと知ったんだ。
もうダメだ。
笑い・ユーモア系
“Even dead the man is still whining about his rights!”
死んでなお、あの男は自分の権利について泣き言を言ってるのか!
“due to his green aura. So that’s why he’s the aura monster, he smells like shit.”
彼の緑のオーラのせいで。
だから彼はオーラモンスターなんだ。
クソみたいな匂いがするんだよ。
“Julius: “Well, I guess I can’t tell Reinhard about any of this.””
ユリウス「まあ、このことはラインハルトには一切話せないな」
“God, imagine the two of them just hanging out with each other in hell. They’d never shut up”
ああ、あの二人が地獄で一緒に過ごしているところを想像してみてくれ。
絶対に黙らないだろうな。
“Betelgeuse and Regulus seething is glorious”
ペテルギウスとレグルスがブチギレているの、最高。
“This one feels like the opposite of useless though.”
こっちは「駄女神」の真逆な感じがするけどね。
“Also Emilia fidgeting for having tried to brute force the riddle lol”
エミリアが謎解きを力技で突破しようとしたことで、もじもじしているのも笑える。
“”Hey nice ponytail” ” DTR… “”
「おっ、いいポニーテールだな」
「DTR……」
深い考察系
“Subaru has a special connection to astronomy too, since his name is after a constellation, so he always had interest in them.”
スバルの名前は星座から取られているから、彼も天文学には特別なつながりがあり、ずっと興味を持っていたんだね。
“Shaula uses a lot of Engrish. Either she herself is isekai or flügel was and she is just influenced by him.”
シャウラはカタカナ英語をよく使う。
彼女自身が異世界転生者なのか、フリューゲルがそうで、彼女が彼に影響を受けたかのどちらかだろう。
“Someone once suggested in the comments that maybe they don’t ask about his origin because they don’t want to reopen his wounds. In Season 1, Subaru said he had some kind of past with the Witch Cult, and the only possible kind of story he could have is something like his entire village and family being massacred. So maybe everyone thinks that asking about his past would be inappropriate and unpleasant, especially since they all trust Subaru, even if he has his secrets.”
以前コメントで、みんなが彼の出自について聞かないのは、彼の傷口を広げたくないからかもしれないと言っていた人がいた。
シーズン1でスバルは魔女教と何らかの過去があると言っていたし、彼が持ち得る話として考えられるのは、村や家族全員が虐殺されたといった類のものだ。
だから、彼が秘密を持っていたとしても、みんなスバルを信頼しているし、彼の過去について聞くのは不適切でつらいことだと全員が考えているのかもしれない。
“Fitting how Emilia would feel envy in an episode that begins with a Satella jumpscare.”
サテラのジャンプスケアで始まるエピソードで、エミリアが嫉妬を感じるというのはとてもよく合っている。
“The sage isn’t Shaula but Flugel (who planted the giant tree we saw in Season 1) and who Shaula believes is Subaru due to his ~~green~~ aura.”
賢者はシャウラではなく、シーズン1で見た巨木を植えたフリューゲルであり、シャウラは彼のオーラのせいでスバルがフリューゲルだと信じている。
“Note that Shaula said “no problem” in Engrish, which is why Subaru said “where did you get that phrase from”, also saying “Hell’s Snipe” in Engrish”
シャウラがカタカナ英語で「ノープロブレム」と言ったことに注目。
だからスバルは「その言葉どこで覚えたんだ」と言ったんだ。
彼女は「ヘルズ・スナイプ」もカタカナ英語で言っている。
“At times like this I always wanna know what everyone thinks of Subaru’s mysterious hometown.”
こういう時、スバルの謎めいた故郷について他のみんながどう思っているのか、いつも知りたくなるよ。
“Julius is such a nerd. Maybe that’s why he like Subaru so much…”
ユリウスは本当にオタクだな。
だからスバルのことがあんなに好きなのかもしれない……。
感動・共感系
“Imagine having Regulus Corneas ranting about his rights in your soul, hasn’t Subaru suffered enough?”
自分の魂の中でレグルス・コルニアスが自分の権利についてわめき散らしているのを想像してみてくれ。
スバルはもう十分に苦しんだじゃないか?
“This scorpion’s pout can’t be this cute”
このサソリのふくれっ面が、こんなに可愛いわけがない。
“The character animation on Shaula is a highlight of this episode for me!”
シャウラのキャラクターアニメーションは、私にとってこのエピソードのハイライトだよ!
“Man Julius hearing about prob one of his idols, never meet your heroes.”
ユリウスが、おそらく憧れの英雄の一人について聞かされている。
英雄には決して会うべきじゃないな。
“Shaula feels so much like Aqua, I love her lol.”
シャウラはアクアみたいな感じがすごくして、彼女のことが大好きだ(笑)。
“Emilia is so precious when she seems jealous about Subaru, Shaula and Beako sandwich.”
スバル、シャウラ、ベティーのサンドイッチ状態に嫉妬しているようなエミリアが、とても尊い。
“I knew from the minute that Fairouz Ai was announced as Shaula’s VA that she would end up stealing the whole show, but holy shit , she is killing it even faster than Shaula nailed Subaru with that headshot. You can really tell how starved for affection Shaula is from the breathless enthusiasm with which Fairouz voices her.”
ファイルーズあいがシャウラの声優として発表された瞬間から、彼女が作品全体を食ってしまうだろうことはわかっていた。
でも、マジかよ。
シャウラがスバルをヘッドショットで仕留めるよりも早く、彼女は完璧に演じきっている。
ファイルーズが息つく暇もない熱量で声を当てているのを聞くと、シャウラがどれだけ愛情に飢えているかが本当によくわかるよ。
“The Pleiades Watchtower also gives off such a mystical vibe, too. Like some weird amalgamation of Arabian Nights and the Eyewitness Museum. The fact that Kenichiro Suehiro really let loose with the new soundtracks this episode is likely the main reason why it feels so immediately imposing.”
プレアデス監視塔も、すごく神秘的な雰囲気を醸し出している。
『アラビアンナイト』と『アイウィットネス・ミュージアム』の奇妙な融合みたいだ。
末廣健一郎がこのエピソードで新しいサウンドトラックを存分に響かせていることが、すぐにこの圧倒的な印象を感じる一番の理由だろうね。
引用元: Reddit
海外の反応、いかがでしたか?
今回はシャウラの可愛さに盛り上がる声が多い一方で、スバルの出自、フリューゲルの存在、星の知識、そして英雄像の崩壊にまで踏み込んだ考察が目立ちました。
実はこの中に、哲学的にとても興味深いコメントがいくつかありました。
少し深掘りしてみましょう。
哲学から見るアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』
「魂の中で他者が叫び続ける」サルトルの地獄とは他者である
“Imagine having Regulus Corneas ranting about his rights in your soul, hasn’t Subaru suffered enough?”
自分の魂の中でレグルス・コルニアスが自分の権利についてわめき散らしているのを想像してみてくれ。
スバルはもう十分に苦しんだじゃないか?
このコメントは、フランスの哲学者ジャン=ポール・サルトルの有名な言葉、「地獄とは他者である」を思い起こさせます。
サルトルは戯曲『出口なし』において、他者の声や視線が自分の内面や意識に絶えず干渉し、自己の主体性を奪う状態を「地獄」として描きました。
スバルの場合、その地獄は比喩ではありません。
自分の魂という、逃げ場のない最も内側の領域に、レグルスという極めて強烈な他者が入り込んでいる。
しかもその相手は、自分の権利を延々と主張し続ける男です。
外から聞こえる声なら、耳をふさげるかもしれません。
目の前にいる相手なら、その場を離れられるかもしれません。
しかし魂の中にいる他者からは逃げられない。
この状況は、まさにサルトル的な「他者によってもたらされる地獄」を、リゼロらしい形で体現していると言えます。
スバルは何度も死に、何度も心を削られてきました。
それでもなお、彼の内面にまで他者の声が侵入してくる。
海外視聴者の「スバルはもう十分に苦しんだじゃないか?」という言葉には、冗談の中にも切実な同情がにじんでいます。
「過去を問いたださない優しさ」デリダの絶対的歓待
“Someone once suggested in the comments that maybe they don’t ask about his origin because they don’t want to reopen his wounds. In Season 1, Subaru said he had some kind of past with the Witch Cult, and the only possible kind of story he could have is something like his entire village and family being massacred. So maybe everyone thinks that asking about his past would be inappropriate and unpleasant, especially since they all trust Subaru, even if he has his secrets.”
以前コメントで、みんなが彼の出自について聞かないのは、彼の傷口を広げたくないからかもしれないと言っていた人がいた。
シーズン1でスバルは魔女教と何らかの過去があると言っていたし、彼が持ち得る話として考えられるのは、村や家族全員が虐殺されたといった類のものだ。
だから、彼が秘密を持っていたとしても、みんなスバルを信頼しているし、彼の過去について聞くのは不適切でつらいことだと全員が考えているのかもしれない。
このコメントは、フランスの哲学者ジャック・デリダが語った「絶対的歓待」の思想と重なります。
デリダにとって、本当の意味で他者を迎え入れるとは、相手の素性、名前、過去、資格を問いただしてから受け入れることではありません。
相手が何者なのかを完全には知らないまま、それでも他者として受け入れること。
そこに無条件の歓待があるのです。
スバルは明らかに謎の多い人物です。
どこから来たのか、なぜ魔女教に関わっているのか、どうして時に異常なほど鋭い判断をするのか。
仲間たちが本気で問い詰めようと思えば、聞けることはいくらでもあるはずです。
けれど彼らは、スバルの過去を無理に暴こうとはしません。
それは無関心ではなく、信頼と配慮の沈黙なのかもしれません。
「秘密があるから信じない」ではなく、「秘密があっても信じる」。
この関係性は、リゼロという過酷な物語の中で、とても温かいものとして響きます。
スバルが自分のすべてを説明できなくても、そこに居場所がある。
それはデリダが言う、条件を求めない歓待の姿に近いのではないでしょうか。
「英雄に会うべきではない」ニーチェの偶像の黄昏
“Man Julius hearing about prob one of his idols, never meet your heroes.”
ユリウスが、おそらく憧れの英雄の一人について聞かされている。
英雄には決して会うべきじゃないな。
このコメントは、ドイツの哲学者フリードリヒ・ニーチェの「偶像の黄昏」を思わせます。
ニーチェは、人々が盲目的に信奉し、絶対的な価値や理想とみなしているものを「偶像」と呼びました。
そして、その偶像が実は空虚で、現実離れした作り物であることを暴く必要性を説いたのです。
ユリウスにとって、レイドはおそらく理想化された英雄の一人だったのでしょう。
剣士として、騎士として、歴史に名を残す存在に対して、どこか高潔なイメージを抱いていたはずです。
しかしシャウラの語るレイド像は、その理想とは大きく違っていました。
憧れの英雄が、実際には思っていたような人物ではなかった。
その瞬間、ユリウスの中にあった美しい偶像は揺らぎます。
「英雄には決して会うべきじゃない」という言葉は、単なるジョークではありません。
人は遠くにあるものほど美化し、近づいた瞬間にその生々しさに傷つく。
ニーチェ的に言えば、それは偶像が夕暮れを迎える瞬間です。
でも、その崩壊は必ずしも悪いことではありません。
理想化された英雄ではなく、欠点も矛盾もある現実の人物として見つめ直すことで、ユリウス自身の価値観もまた一段深まっていくのかもしれません。
まとめと感想
『Re:ゼロから始める異世界生活』4th season 第70話、今回も情報量がすごかったですね!
シャウラのテンションの高さと可愛さに癒やされつつ、ふと黙った瞬間には一気に空気が張り詰める。
この危うさがたまりません。
海外勢が「シャウラが黙るたびに緊張する」と言っていたのも、本当にその通りだと思いました。
そして今回特に面白かったのは、星に関する知識とスバルの存在が結びついていくところ。
スバルの名前、プレアデス、アステリズム、フリューゲル。
点だった情報が少しずつ線になっていく感じがあって、考察好きにはたまらない回でした。
それにしてもスバルの天文の知識、相変わらずさすがでしたねー!
異世界に来る前の彼の人生が、ただの過去ではなく、今の彼を支えるものとして機能しているのが嬉しいです。
シャウラのキャラクターアニメーションも素晴らしく、ファイルーズあいさんの演技も圧巻でした。
愛情に飢えている感じ、無邪気さ、危険さ、全部が一気に伝わってきます。
そしてユリウスの英雄像が崩れていく感じも、エミリアが全部力技で突破しようとして、それをバラされてモジモジしてるのも、地味におもろポイントでした(笑)
次回もプレアデス監視塔の謎がどこまで明かされるのか、本当に楽しみです!
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