2026年春アニメ『杖と剣のウィストリア Season2』第18話。
今回は、エルファリアが待つ“塔”へ進むウィルたちを待ち受ける“開祭”が描かれました。
海外では、スカウト、派閥、ユリウス、そしてエルファリアの反応など、Redditでもさまざまなコメントが集まっています。
さっそくRedditを中心とした海外の反応を見て行きましょう。
後半では海外の反応から哲学的考察をしていきます。
ぜひ最後までお付き合いください!
アニメ『杖と剣のウィストリア Season2』第18話 海外の反応|街を丸ごと救った後なのにまだ証明?
海外の反応まとめ【ネタバレあり】
衝撃・驚きの反応
“Oh come on, Will has to prove himself *again* ? Even after he saved a whole goddamn city? I swear, the Upper Institute is being petty.”
おいおい、ウィルはまた自分を証明しなきゃいけないのか?
街を丸ごと救った後でさえ?
マジで上層院、意地が悪すぎるだろ。
“THIS LAGGARD CANT EVEN USE MAGIC. LETTING HIM ANYWHERE NEAR THE TOWER IS ALREADY A DISGRACE.”
「この落ちこぼれは魔法すら使えない。
塔の近くに行かせるだけでも恥だ」って感じか。
みんながあいつが街を救ったのを見た後なのにね。
“You can’t seriously get me to believe that all those Magia Vanders watched Will save the damn city and none of them tried to scout him out from under Elfie’s nose.”
あのマギア・ヴェンデたちがウィルが街を救うのを見ておいて、
誰一人としてエルフィの目を盗んでスカウトしようとしなかったなんて、
さすがに本気では信じられない。
“Wait, Elfie didn’t scout Will?”
待って、エルフィはウィルをスカウトしてないの?
“Damn…”
うわぁ……。
“Oh, y’all thought highschool was bad? Nah, college is worse Imagine graduating, then being one of the 50 to ascend to the tower only to discover you’ll be stuck at the 1st floor”
高校がひどいと思ってた?
いや、大学はもっとひどいぞ。
卒業して、塔へ昇る50人のうちの一人になったのに、
1階に閉じ込められるって知るのを想像してみろ。
“Let me guess then, Edward’s trauma related to the tower was that he got stuck on the first floor?”
じゃあ予想するけど、エドワルドの塔に関するトラウマって、
1階に足止めされたことだったりする?
“I’m surprised we actually got Sion smiling for a moment while they were being fitted. Course that couldn’t last long at he went back to his frowning self for the rest of the episode.”
採寸されてる時にシオンが一瞬笑ってたのには驚いた。
まあ当然、それは長く続かなくて、
その後はいつものしかめっ面に戻ってたけど。
笑い・ユーモア系
“Elfie still being salty with Julius after last season. Serves you right, Julius! LMAO”
エルフィ、前シーズンの件でまだユリウスに根に持ってるのか。
ざまあみろ、ユリウス!笑
“Julius crashing out the whole episode only made it even better especially after he showed off his skills.”
ユリウスがエピソード中ずっと取り乱してたのが、
むしろさらに面白くしてた。
特に実力を見せつけた後だったからなおさら。
“Julius being on the end of a petty grudge and having a mental breakdown over it is pretty hilarious.”
ユリウスがささやかな恨みの標的になって、
それでメンタル崩壊してるの、かなり笑える。
“this episode features Elfaria cutely and aggressively crashing out because of not being able to scout Will. The way she instantly ignored Julius too lmao”
このエピソード、ウィルをスカウトできないせいで、
エルファリアが可愛く、そして激しく取り乱してる回だった。
ユリウスを即座に無視したところも笑った。
“Elfaria scouted 2 other ice mages but Julius. Lmao rubbing in the salt”
エルファリア、他の氷魔法使いを2人スカウトしてるのに、
ユリウスだけはスルーしてるのか。
傷口に塩を塗り込んでて笑う。
“I’m giggling at the fact that all of Elfie’s Will plushies aren’t just an ED thing but actually canon. Do you think she has someone making them for her or is she making them all herself?”
エルフィのウィルぬいぐるみがEDだけの演出じゃなくて、
実際に本編設定だったのが面白すぎる。
誰かに作らせてるのかな?
それとも全部自分で作ってるのかな?
“Lmao at Julius, you just had to be in the same faction as the number 1 fangirl of the guy you were making fun of. Karma’s a bitch. Funnier is, Elfaria chose at least 2 ice mages but him lol”
ユリウス笑うわ。
自分がバカにしてた相手のナンバーワン限界オタクと、
同じ派閥に入りたかったんだもんな。
因果応報って怖い。
さらに面白いのは、エルファリアが少なくとも2人の氷魔法使いを選んで、
彼だけ選ばなかったことだよ。
“Being dripped the fuck out is a requirement for ascending the Tower”
塔に昇るには、めちゃくちゃオシャレであることが条件なんだな。
深い考察系
“They did overrule Elfie so im guessing something else is at play here now compared to before. They said the Upper Institute was the one who blocked the scouting of Will”
エルフィの意向が覆されたわけだから、
以前とは違って何か別の力が働いているんだと思う。
ウィルのスカウトを阻止したのは上層院だって言っていたし。
“If the Tower truly is a meritocracy, then he should have been picked even without this Blooming bullshit.”
もし塔が本当に実力主義なら、
この開祭だのなんだのがなくても、
彼は選ばれているはずだ。
“ok going to give a little prediction. will is going to pass the tst but for some reason he cant join the ice faction. because the plot wants to keep them apart.”
ちょっと予想してみる。
ウィルは試験には合格するけど、
何らかの理由で氷の派閥には入れないんじゃないかな。
物語が二人を離しておきたがっているから。
“he will likely join lightning since their boss is one of the only peopled that seem to care about battle ability and not politics”
たぶん彼は雷の派閥に入るんじゃないかな。
そこのトップは政治じゃなくて、
戦闘能力を見てくれそうな数少ない人物の一人に見えるから。
“Julius angered someone upon who he’s dependent for his future career. Bad idea. Then again, does Julius even know that the two of them are childhood friends?”
ユリウスは自分の将来のキャリアを左右する相手を怒らせた。
悪手すぎる。
というか、ユリウスはあの二人が幼なじみだって知ってるのか?
“It feels weird that there isn’t an all types factions that’s willing to take in anybody.”
誰でも受け入れる全属性対応みたいな派閥がないのは、
ちょっと変な感じがする。
“I get there is persecution against Will due to not being a true mage but seems like somebody with sense would want him especially after he saved the tower.”
ウィルが本物の魔導士ではないから差別されているのは分かる。
でも、塔を救った後なら、
まともな判断力を持つ誰かなら彼を欲しがるはずだと思う。
“Seeing how a magic vander was blocked, i think that pretty much stopped the other minor factions from bothering with Will”
マギア・ヴェンデの意向すら止められたのを見ると、
他の小さな派閥がウィルに手を出すのも、
ほぼ止められたんだと思う。
感動・共感系
“Looks like Will still needs to save mages in every part of the tower in order to be recognized. He just wants to see the sunset above.”
ウィルは認められるために、
塔のあらゆる場所で魔導士たちを救わなきゃいけないみたいだ。
ただ上の夕焼けを見たいだけなのに。
“She also has a bunch of Will plushies. The dedication is incredible”
彼女、ウィルのぬいぐるみもたくさん持ってるんだよな。
その一途さがすごい。
“Elfy is such a likeable character. i was 100% sure she didn’t scout julius because he bullied will and her tantrum was so cute. i fucking love it when there is actual character development. will is also such a good MC.”
エルフィって本当に好感の持てるキャラだ。
ユリウスをスカウトしなかったのは、
彼がウィルをいじめたからだって100%確信してたし、
彼女の駄々こねも可愛かった。
ちゃんとキャラクターの成長があるのって最高だ。
ウィルも本当にいい主人公だよ。
“Annoying to see how Will has to prove himself yet again but with this showing plus Elfie’s antics before made this less an obstacle and just a glorified flirting session between those 2.”
ウィルがまた自分を証明しなきゃいけないのは見ていてイライラする。
でも今回の見せ場と、その前のエルフィの行動のおかげで、
障害というより、二人の盛大なイチャつきに見えてきた。
“The animation has been more consistent this episode. Julius getting denied by Elfaria was funny. I do think it’s absurdly cruel to make these kids go through 6 years of training to reach the tower and they still can get fucked over.”
今回は作画がより安定していた。
ユリウスがエルファリアに拒否されるのは面白かった。
ただ、6年も訓練して塔に到達した子たちが、
それでもひどい目に遭う可能性があるのは、
さすがに残酷すぎると思う。
“I can’t remember if they already showed this last season but Elfie having multiple Will plushies is everything.”
前シーズンでもすでに見せてたか覚えてないけど、
エルフィがウィルぬいぐるみを複数持ってるの、
それだけで全部持っていかれる。
“Honestly serves him right. Julius is incredibly talented, but his ego can be way too much. He literally insulted Elfaria in front of everyone.”
正直、当然の報いだと思う。
ユリウスはものすごく才能があるけど、
自尊心が強すぎることがある。
彼はみんなの前でエルファリアを侮辱したようなものだし。
“Bet Elfie had a full-on doki-doki moment when Will slashed the ice right in front of her. Girl’s definitely not sleeping peacefully tonight.”
ウィルがエルフィの目の前で氷を斬った瞬間、
彼女は完全にドキドキしてたと思う。
今夜は絶対に安眠できないだろうな。
哲学から見るアニメ『杖と剣のウィストリア Season2』第18話
実力主義の矛盾とマイケル・サンデル
“If the Tower truly is a meritocracy, then he should have been picked even without this Blooming bullshit.”
もし塔が本当に実力主義なら、
この開祭だのなんだのがなくても、
彼は選ばれているはずだ。
このコメントは、アメリカの政治哲学者
マイケル・サンデルの能力主義批判と重なります。
サンデルは、能力主義が一見すると公平な制度に見えながら、
実際には環境、出自、制度の偏り、不透明な評価基準に大きく左右されると指摘しました。
ウィルはすでに大きな功績を示しています。
しかし、塔の制度はその実績を素直に評価しません。
そこには「実力を見ている」と言いながら、
実際には魔法を使えるかどうか、どの派閥に属するか、上層院がどう判断するかという、
別の評価軸が入り込んでいます。
つまり、塔は実力主義を掲げながら、
純粋な実力だけでは上に進めない場所として描かれているのです。
この矛盾に海外視聴者が強く反応したのは、
現実社会にも同じような不公平があるからかもしれません。
ユリウスの因果応報とカントの定言命法
“Lmao at Julius, you just had to be in the same faction as the number 1 fangirl of the guy you were making fun of. Karma’s a bitch. Funnier is, Elfaria chose at least 2 ice mages but him lol”
ユリウス笑うわ。
自分がバカにしてた相手のナンバーワン限界オタクと、
同じ派閥に入りたかったんだもんな。
因果応報って怖い。
さらに面白いのは、エルファリアが少なくとも2人の氷魔法使いを選んで、
彼だけ選ばなかったことだよ。
このコメントは、ドイツの哲学者
イマヌエル・カントの定言命法を思い出させます。
カントは、人間は自分の行動原理が普遍的な法則になってもよいと思えるように行動すべきだと考えました。
ユリウスが過去にウィルを見下し、嘲笑してきた態度は、
もし誰もが同じように他者を扱う世界になれば、
信頼も尊敬も壊れてしまう行為です。
そして今回、その行為の結果が自分自身に返ってきました。
単なるギャグのように見える場面ですが、
道徳的には「他者への扱いが、巡り巡って自分の立場を決める」という構造になっています。
才能があるだけでは、人から選ばれる理由にはならない。
その人がどう振る舞ってきたかもまた、未来を形作るのです。
二人を引き離す物語とヘーゲルの弁証法
“it is a shame because it seems like there is plot beyond will and elfie getting together and i dont think romance stories have to get boring just because the two people are together. but it seems like that is how it is going to be.”
残念だな。
ウィルとエルフィが結ばれることの先にも物語がありそうなのに。
恋愛物語って、二人が一緒になったからといって退屈になる必要はないと思う。
でも、この作品はそういう方向に進みそうに見える。
このコメントは、ドイツの哲学者
ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲルの弁証法と相性がいい視点です。
ヘーゲルは、物事は対立や矛盾を通して、
より高い段階へ発展していくと考えました。
ウィルとエルファリアの関係も、
ただ「会えない二人」や「結ばれることを目指す二人」としてだけ描かれるなら、
物語の目的は再会に集約されます。
しかし、二人が並び立った後にこそ、
新しい葛藤、新しい責任、新しい世界の見方が生まれる可能性もあります。
海外視聴者のこのコメントは、
恋愛の成就を終着点ではなく、次の段階への出発点として見ています。
これはまさに、対立を乗り越えた先に新しい物語が生まれるという、
ヘーゲル的な発展の見方と言えるでしょう。
まとめと感想
『杖と剣のウィストリア Season2』第18話は、塔に進むための制度と、そこに潜む不公平さがかなり強く出た回でした。
ウィルは大きな功績を示しているのに、まだ認められない。
ユリウスは圧倒的な才能を持っているのに、過去の振る舞いが自分に返ってくる。
エルファリアは可愛さ全開なのに、その裏では上層院という大きな壁が存在している。
こうした要素が重なって、海外でも「また証明しなきゃいけないのか」という驚きや、「制度としておかしくないか」という考察が多く出ていました。
個人的にも、今回はユリウス周りの反応がかなり面白かったです。
実力はある。
でも、誰にどう見られてきたかは消えない。
そこにエルファリアのウィル愛が加わることで、かなりコミカルでありながら、妙に納得感のある展開になっていました。
そしてウィルとエルファリアの関係は、やっぱり海外でも注目度が高いですね。
ぬいぐるみの件も含めて、エルファリアの一途さに反応しているコメントが多く、今回もとても愛されているキャラだと感じました。
この先、ウィルがどの派閥と関わっていくのか。
そして塔の制度がどこまで彼を試し続けるのか。
引き続きこのブログでは、次回も海外の反応をお届けしますのでお楽しみに!
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©大森藤ノ・青井 聖・講談社/「杖と剣のウィストリア」製作委員会